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名を惜し・む🔗🔉

名を惜し・む 名声・名誉が失われるのをおそれる。「―・むは武士の常」

名を折・る🔗🔉

名を折・る 名誉を傷つける。名をけがす。「主君の―・る」

名を借・りる🔗🔉

名を借・りる 他人の名義を借りる。「友人の―・りて申し込む」表面上の口実にする。「慈善事業に―・りた売名行為」

名を腐(くた)・す🔗🔉

名を腐(くた)・す 名声を落とす。名をけがす。「業平が名をやくたすべき」〈源・絵合〉

名を汚(けが)・す🔗🔉

名を汚(けが)・す 名誉を傷つける。「母校の―・す」

名を雪(すす)・ぐ🔗🔉

名を雪(すす)・ぐ 名誉を回復する。名をそそぐ。「万年最下位の―・ぐ」

名を捨てて実(じつ)を取る🔗🔉

名を捨てて実(じつ)を取る 体裁・名誉などを犠牲にしても、実質的な利益を得るほうを選ぶ。

名を正・す🔗🔉

名を正・す 《「論語」子路から》君臣・父子などの名分を正す。正邪の判断を下す。「うき世をば今ぞ別るるとどまらむ名をばただすの神にまかせて」〈源・須磨〉

名を立・てる🔗🔉

名を立・てる 名声を世にあらわす。名をあげる。「政治家として―・てる」評判を立てる。「年の内にあはぬためしの―・ててわれ七夕にいまるべきかな」〈後拾遺・恋三〉

名を竹帛(ちくはく)に垂(た)る🔗🔉

名を竹帛(ちくはく)に垂(た)る 《「後漢書」禹伝から》長く後世に伝えられるような名を歴史の上に残す。功名を竹帛に垂る。

名を連・ねる🔗🔉

名を連・ねる 名簿に名前を並べる。団体や組織などの一員として加わる。「発起人の中に―・ねる」

名を遂・げる🔗🔉

名を遂・げる 名声を得ることをやり遂げる。「企業家として―・げる」「功成り―・げる」

名を留(とど)・める🔗🔉

名を留(とど)・める 名を後世に残す。「歴史に―・める」

名を取・る🔗🔉

名を取・る 評判を得る。名を得る。「あだなる―・り給ふ面(おもて)起こしに」〈源・夕霧〉

名を流・す🔗🔉

名を流・す 名を広める。また、悪い評判を立てられる。「女たらしの―・す」

名を成・す🔗🔉

名を成・す 人に名を知られるようになる。また、名声を得る。「作曲家として―・す」

名を残・す🔗🔉

名を残・す 後世まで名声が伝えられる。「創業者として―・す」

名を辱(はずかし)・める🔗🔉

名を辱(はずかし)・める 名声を傷つける。名をけがす。「一族の―・める」

名を馳(は)・せる🔗🔉

名を馳(は)・せる 名を広く知られるようになる。「近隣に悪童の―・せる」

大辞泉 ページ 11069