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なだら・む🔗🔉

なだら・む [動マ下二]なだらかにする。なだめる。「よろづのことに通はし―・めて」〈源・常夏〉

なだ・る【雪崩る・傾る・×頽る】🔗🔉

なだ・る【雪崩る・傾る・×頽る】 [動ラ下二]「なだれる」の文語形。

なだれ【雪崩・傾れ・×頽れ】🔗🔉

なだれ【雪崩・傾れ・×頽れ】 《動詞「なだる」の連用形から》(雪崩)山の斜面に積もった大量の雪が、急激にくずれ落ちる現象。表層雪崩・全層雪崩に分けられる。《季 春》「夜半さめて―をさそふ風聞けり/秋桜子」斜めにかたむくこと。傾斜。「これから近道を杉山の間の処から―を通って」〈円朝・真景累ヶ淵〉押しくずれること。くずれ落ちること。(頽れ)陶器で、釉(うわぐすり)が溶けて上方から流れ下がったもの。やきなだれ。

雪崩を打・つ🔗🔉

雪崩を打・つ 雪崩のような勢いで、大勢の人が一時にどっと移動する。「敵軍が―・って敗走する」

なだれ‐こ・む【雪崩れ込む・傾れ込む】🔗🔉

なだれ‐こ・む【雪崩れ込む・傾れ込む】 [動マ五(四)]雪崩のように、多くの人や物が同時にどっと入り込む。「乗客が列車にどっと―・む」

なだ・れる【雪崩れる・傾れる・×頽れる】🔗🔉

なだ・れる【雪崩れる・傾れる・×頽れる】 [動ラ下一]なだ・る[ラ下二](雪崩れる)斜面などに降り積もった大量の雪や土砂などが、急激にくずれ落ちる。「去年は大雪だったよ。よく―・れてね」〈康成・雪国〉一度にどっと動く。「前後左右に―・れ出した見送り人の中へ」〈芥川・路上〉斜めにかたむく。傾斜する。「西へ―・れたる尾崎(=麓)は、平地につづきたれば」〈太平記・二〇〉

大辞泉 ページ 11216