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はらん‐ばんじょう【波×瀾万丈】‐バンヂヤウ🔗🔉

はらん‐ばんじょう【波×瀾万丈】‐バンヂヤウ 劇的な変化に富んでいること。「―の人生」

はり【針】🔗🔉

はり【針】 布などを縫う、細くて先のとがった金属製の道具。一方のはしに糸を通す穴(めど)がある。縫い針。また、布を刺して留めるための穴のない留め針・待ち針もある。形や用途がに似ているもの。サソリ・ハチなどのもつ、他の動物に刺して毒を注入する器官。注射器の先端につけ、皮膚などに刺して薬剤を注入する器具。注射針。レコードの盤面の溝をなぞり、振動をひろい伝えるもの。レコード針。編み物に用いる棒針の類。書類などをとじるための金具。「ホッチキスの―」植物のとげ。「枳殻(からたち)の生垣のすき間もなく―を立てて」〈蘆花・思出の記〉時計・計器の目盛りを指し示すもの。「磁石の―」裁縫。おはり。「―を習う」感情を刺激すること。害意。「言葉に―を含む」助数詞的に用いて、針で縫った目数を数えるのに用いる。「傷口を五―縫う」 [下接語]御(お)針・縫い針 (ばり)網針・編み針・置き針・返し針・鉤(かぎ)針・掛け針・蚊針・革針・擬餌(ぎじ)針・絹針・絎(くけ)針・毛針・小町針・仕付け針・千人針・空(そら)針・畳針・釣り針・綴(と)じ針・留め針・縫い針・刃針・平針・棒針・待ち針・メリケン針・木綿針

針刺すばかり🔗🔉

針刺すばかり ごくわずかなことのたとえ。「その子孫、世に―の所を知らず」〈宇治拾遺・一五〉

針ほどの事を棒ほどに言う🔗🔉

針ほどの事を棒ほどに言う 小さいことを大げさに言うたとえ。針小棒大。

針を蔵に積みても溜(た)まらぬ🔗🔉

針を蔵に積みても溜(た)まらぬ いくら努力して小銭をためても、一方で使ってしまえばまとまった蓄えにはならないことのたとえ。「その上に世間の義理をも勤めては、―といふは」〈浮・万金丹・四〉

はり【張り】🔗🔉

はり【張り】 [名]引っ張ること。また、その力の程度。「糸の―を強くする」引き締まっていること。みずみずしく、力強いこと。「―のある声」「―のある肌」気持ちなどの充実。物事を行おうとする意欲。張り合い。「生活に―をもたせる」「生きる―をなくす」自分の意志を押し通す、強い気持ち。意地。「京の女郎に江戸の―を持たせ」〈浮・一代男・六〉女を手に入れようとつけねらうこと。「色男これにて縁切。…もうよもや―には歩けめえ」〈滑・浮世床・二〉《tense》音声学の用語。母音の発音における舌の緊張度。例えば日本語の「ウ」は英語の「u」などに比して舌の位置も低く、唇の突き出しも少なく、従ってはりが弱い。〔接尾〕助数詞。蚊帳・提灯(ちようちん)・テント・幕などを数えるのに用いる。「行灯(あんどん)一―」弓・琴など、弦を張った類のものを数えるのに用いる。

大辞泉 ページ 12311