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はり‐つ・く【張(り)付く・×貼り付く】🔗🔉

はり‐つ・く【張(り)付く・×貼り付く】 [動カ五(四)]紙や布などがぴったりとくっついて、離れなくなる。「汗でシャツが背中に―・く」特定の人や場所などから離れずにいる。「取材陣が人気歌手に―・く」[動カ下二]「はりつける」の文語形。

ばり‐つ・く🔗🔉

ばり‐つ・く [動カ四]すぐれた才能をもつ。また、はぶりよく振る舞う。「当時日の出の―・く役者を」〈滑・客者評判記〉

はり‐つけ【×磔】🔗🔉

はり‐つけ【×磔】 《張り付けの意》昔の刑罰の一。板や柱にからだを縛りつけ、釘・槍で突き殺すもの。はっつけ。

はり‐つけ【張(り)付け・×貼り付け】🔗🔉

はり‐つけ【張(り)付け・×貼り付け】 紙や布などをはりつけること。また、はりつけたもの。ふすまを嵌(は)め殺しにした壁面。また、板に紙や布をはった壁。張り付け壁(かべ)

はりつけ‐ばしら【×磔柱】🔗🔉

はりつけ‐ばしら【×磔柱】 磔の刑に用いる柱。多く十字架。

はりつけ‐もざえもん【磔茂左衛門】‐モザヱモン🔗🔉

はりつけ‐もざえもん【磔茂左衛門】‐モザヱモン?〜一六八六?]江戸前期の義民。上野(こうずけ)の人。本姓は杉木。沼田城主真田(さなだ)氏の悪政を幕府に直訴。真田氏は所領を没収され、茂左衛門は帰郷後、磔になったという。

はり‐つ・ける【張(り)付ける・×貼り付ける】🔗🔉

はり‐つ・ける【張(り)付ける・×貼り付ける】 [動カ下一]はりつ・く[カ下二]紙や布などを広げてのりなどでくっつける。「絆創膏(ばんそうこう)を―・ける」「壁にメニューを―・ける」人をある場所に長時間とどめておく。「首相官邸に記者を―・けておく」平手で力いっぱいなぐりつける。「思いきり頬(ほお)を―・ける」(はりつけ)にする。「其の所に―・けて射殺してけり」〈今昔・二九・九〉

はりつ‐ざいく【破×笠細工】🔗🔉

はりつ‐ざいく【破×笠細工】 江戸中期の漆芸家小川破笠が創始した漆芸品。蒔絵(まきえ)に鉛・錫・貝・陶片・象牙・堆朱(ついしゆ)などを嵌入(かんにゆう)するもの。

はり‐づつ【×鍼筒】🔗🔉

はり‐づつ【×鍼筒】 鍼を入れておく筒。また、鍼医が治療に用いる筒。

ばりっ‐と🔗🔉

ばりっ‐と [副]スル物が勢いよく破れたり、はがれたりするさま。「包み紙を―破く」「ポスターを―はがす」ぱりっと」に同じ。「―した身なり」

ぱりっ‐と🔗🔉

ぱりっ‐と [副]スル薄いものが勢いよく破れたりはがれたりするさま。「ガラスが―割れる」体裁が整っていて立派なさま。また、真新しくしわなどのないさま。「―した一万円札」「―着こなす」

大辞泉 ページ 12323