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ひな‐だん【×雛壇・×雛段】🔗🔉

ひな‐だん【×雛壇・×雛段】 雛祭りに、雛人形や調度品などを並べて飾る壇。雛棚。《季 春》「―に桃ちりかかる四日かな/綺堂」歌舞伎の大道具の一。舞踊劇のとき、長唄と囃子(はやし)の演奏者が座る二段の台。上段に長唄連中、下段に囃子方が座る。→山台(やまだい)歌舞伎劇場の一階見物席で、東西の桟敷と、その前の高土間などのこと。緋毛氈(ひもうせん)を敷き、平土間より一段ずつ高くなっていたのでいう。会場などで一段高く設けられている座席。特に、国会の本会議場で大臣席などをいう。

ひなつ‐こうのすけ【日夏耿之介】‐カウのすけ🔗🔉

ひなつ‐こうのすけ【日夏耿之介】‐カウのすけ一八九〇〜一九七一]詩人・英文学者。長野の生まれ。本名、樋口国登。神秘的、高踏的な詩風を確立。詩集「転身の頌」「黒衣聖母」、詩史「明治大正詩史」など。

ひなつ‐ぼし【火夏星・星】🔗🔉

ひなつ‐ぼし【火夏星・星】 火星の異称。

ピナトゥボ‐さん【ピナトゥボ山】🔗🔉

ピナトゥボ‐さん【ピナトゥボ山】 《Pinatubo》フィリピン、ルソン島中部、サンバレス山脈の火山。標高一七四〇メートル。一九九一年に大噴火。ピナツボ山。

ひな‐どり【×雛鳥】🔗🔉

ひな‐どり【×雛鳥】 鳥のひな。ひよこ。特に、鶏のひな。また、その肉。

ひな‐ながし【×雛流し】🔗🔉

ひな‐ながし【×雛流し】 三月三日の節句の夕方、雛人形を川や海へ流すこと。古く、祓(はら)えに使った形代(かたしろ)を流した風習の名残り。《季 春》

ひな‐にんぎょう【×雛人形】‐ニンギヤウ🔗🔉

ひな‐にんぎょう【×雛人形】‐ニンギヤウ 雛祭りに飾る人形。形代(かたしろ)が起源ともいわれ、紙製のものが平安時代からみられる。江戸時代に入って布製で公家の正装姿の内裏雛(だいりびな)が現れ、数段の雛段に三人官女・随身(ずいじん)などとともに飾られるようになった。おひなさま。ひな。《季 春》

ひな‐の‐うすつぼ【×雛の××壺】🔗🔉

ひな‐の‐うすつぼ【×雛の××壺】 ゴマノハグサ科の多年草。山地に自生し、葉は長卵形で対生する。夏、暗赤紫色の壺状の花を多数つける。

ひな‐の‐しゃくじょう【×雛の××杖】‐シヤクヂヤウ🔗🔉

ひな‐の‐しゃくじょう【×雛の××杖】‐シヤクヂヤウ ヒナノシャクジョウ科の多年生の腐生植物。本州中部地方の暗い森林に自生。地下茎は小さな塊状。葉緑素を欠き、白色で、高さ三〜一五センチ。葉は鱗片(りんぺん)状。夏、茎の先に白い筒状の花が集まって咲く。

大辞泉 ページ 12708