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うき‐おり【浮(き)織(り)】🔗🔉

うき‐おり【浮(き)織(り)】 綾などの地紋または二重織物の上紋(うわもん)の横糸を浮かして織ること。また、その織物。古くは浮き文(もん)、のちに唐綾ともいった。うけおり。固織(かたお)り。

うき‐おりもの【浮(き)織物】🔗🔉

うき‐おりもの【浮(き)織物】 文様を浮き織りにした織物。うけおりもの。固織物(かたおりもの)

うき‐がし【浮(き)貸し】🔗🔉

うき‐がし【浮(き)貸し】 [名]スル金融機関の役職員が自己または第三者の利益を図るために、その地位を利用して職務上保管している金銭を不正に貸し出す行為。古い商習慣で、呉服・薬などの行商人に商品を貸しておき、あとで売れた分から代金を回収するやり方。

うき‐かわたけ【浮き河竹・憂き河竹】‐かはたけ🔗🔉

うき‐かわたけ【浮き河竹・憂き河竹】‐かはたけ 定まりのない、つらいことの多い身の上を、水に浮き沈みする川辺の竹にたとえ、「浮き」に「憂き」を掛けた語。遊女の境遇をいう。「恥づかしながらわたしが昔は―の傾城(けいせい)」〈浄・嫗山姥〉

うき‐ぎ【浮(き)木】🔗🔉

うき‐ぎ【浮(き)木】 《「うきき」とも》水の上に浮かんでいる木片。船。いかだ。「―に乗りて河の水上を尋ね行きければ」〈今昔・一〇・四〉マンボウの別名。

浮き木の亀(かめ)🔗🔉

浮き木の亀(かめ)盲亀(もうき)の浮木(ふぼく)」に同じ。

うき‐ぎょしょう【浮(き)漁礁】‐ギヨセウ🔗🔉

うき‐ぎょしょう【浮(き)漁礁】‐ギヨセウ 魚を集めるための、海中や海面に浮かせた状態の人工漁礁。

うき‐くさ【浮(き)草・浮き×萍・×萍】🔗🔉

うき‐くさ【浮(き)草・浮き×萍・×萍】 ウキクサ科の多年草。水田や池沼に浮遊し、茎は扁平な葉状で、長さ五〜六ミリ。表面は緑色、裏面は紫色で細い根を下に垂れる。三、四個集まって浮かび、葉の裏面に白い花をつけることがある。ねなしぐさ。かがみぐさ。なきものぐさ。《季 夏》「―や蜘蛛(くも)渡りゐて水平ら/鬼城」不安定で落ち着かない生活のたとえ。「―の日々」

うきくさ‐かぎょう【浮(き)草稼業】‐カゲフ🔗🔉

うきくさ‐かぎょう【浮(き)草稼業】‐カゲフ 浮草のように転々として一つの場所に落ち着かない職業。また、その生活。

大辞泉 ページ 1288