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うき‐つ【浮き津】🔗⭐🔉
うき‐つ【浮き津】
天の川にあるという船着き場。「天の川―の波音騒くなりわが待つ君し舟出すらしも」〈万・一五二九〉
うき・でる【浮(き)出る】🔗⭐🔉
うき・でる【浮(き)出る】
[動ダ下一]
表面に浮いて現れる。「汗が額に―・でる」
模様・形などが、周囲や背景から浮き上がったようにはっきり見える。「青空の中に雪の頂が―・でる」
表面に浮いて現れる。「汗が額に―・でる」
模様・形などが、周囲や背景から浮き上がったようにはっきり見える。「青空の中に雪の頂が―・でる」
うき‐ドック【浮(き)ドック】🔗⭐🔉
うき‐ドック【浮(き)ドック】
ドックの一種。鋼製の箱型で凹形をし、海上で船を載せてから排水して浮かび上がり、船の修理を行うもの。
うき‐な【浮(き)名・憂き名】🔗⭐🔉
うき‐な【浮(き)名・憂き名】
(浮き名)恋愛や情事のうわさ。艶聞(えんぶん)。「―が立つ」
つらい嫌な評判。悪い評判。「浮き」への連想から、「流す」「川」などを縁語として用いる。「―を西海の浪(なみ)に流し」〈平家・二〉
(浮き名)恋愛や情事のうわさ。艶聞(えんぶん)。「―が立つ」
つらい嫌な評判。悪い評判。「浮き」への連想から、「流す」「川」などを縁語として用いる。「―を西海の浪(なみ)に流し」〈平家・二〉
浮き名を流・す🔗⭐🔉
浮き名を流・す
男女の恋愛に関するうわさが世間に広まる。「若い時はさんざん―・したものだ」
うき‐に【浮(き)荷】🔗⭐🔉
うき‐に【浮(き)荷】
難破を防ぐために船から投げ捨てられたり、荒波でさらわれたりして、海上に漂流する貨物。
荷受人が決まらないうちに船積みして送り出した荷。
難破を防ぐために船から投げ捨てられたり、荒波でさらわれたりして、海上に漂流する貨物。
荷受人が決まらないうちに船積みして送り出した荷。
うき‐にんぎょう【浮(き)人形】‐ニンギヤウ🔗⭐🔉
うき‐にんぎょう【浮(き)人形】‐ニンギヤウ
壺の上に人形を立て、壺の下の方に差し込んだ笛を吹くと、人形が回る仕掛けの玩具。
水に浮かせて遊ぶ玩具。セルロイドなどの舟に小さな人形をのせたもの。樟脳(しようのう)などを利用して走るものもある。《季 夏》「―に雨強く来し盥(たらい)かな/風生」
壺の上に人形を立て、壺の下の方に差し込んだ笛を吹くと、人形が回る仕掛けの玩具。
水に浮かせて遊ぶ玩具。セルロイドなどの舟に小さな人形をのせたもの。樟脳(しようのう)などを利用して走るものもある。《季 夏》「―に雨強く来し盥(たらい)かな/風生」
うき‐ね【浮き根】🔗⭐🔉
うき‐ね【浮き根】
《「うき」は泥地の意》泥の中に生えている菖蒲(あやめ)などの根。和歌で「憂き音(ね)」と掛けて用いる。「―のみ袂(たもと)にかけしあやめ草引き違(たが)へたる今日ぞうれしき」〈栄花・浦々の別〉
うき‐ね【浮き寝】🔗⭐🔉
うき‐ね【浮き寝】
水鳥が水に浮いたまま寝ること。
人が船の中で寝ること。「波の上に―せし宵あど思(も)へか心悲しく夢(いめ)に見えつる」〈万・三六三九〉
心が落ち着かないで、安眠できず横になっていること。「涙川枕流るる―には夢も定かに見えずぞありける」〈古今・恋一〉
夫婦でない男女のかりそめの添い寝。「いとかう仮なる―のほどを思ひ侍るに」〈源・帚木〉
水鳥が水に浮いたまま寝ること。
人が船の中で寝ること。「波の上に―せし宵あど思(も)へか心悲しく夢(いめ)に見えつる」〈万・三六三九〉
心が落ち着かないで、安眠できず横になっていること。「涙川枕流るる―には夢も定かに見えずぞありける」〈古今・恋一〉
夫婦でない男女のかりそめの添い寝。「いとかう仮なる―のほどを思ひ侍るに」〈源・帚木〉
大辞泉 ページ 1292。