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うきね‐の‐とり【浮き寝の鳥】🔗🔉

うきね‐の‐とり【浮き寝の鳥】 水に浮いたまま寝る鳥。和歌ではふつう、思う人に会えない嘆きにたとえていう。「涙川―となりぬれど人にはえこそみなれざりけれ」〈千載・恋一〉

うき‐は【浮(き)葉】🔗🔉

うき‐は【浮(き)葉】 水面に浮いている葉。特に、初夏、ハスの根茎から出た若葉。《季 夏》「堰守(せきもり)の篝火あかき―かな/楸邨」

うき‐はえなわ【浮き延縄】‐はへなは🔗🔉

うき‐はえなわ【浮き延縄】‐はへなは 浮標をつけて海中に漂わせた延縄。海の上層を遊泳するマグロ・サバ・サヨリなどを漁獲する。

うき‐ばかり【浮き×秤】🔗🔉

うき‐ばかり【浮き×秤】 目盛りをつけたガラス管の下部を球形にし、その中におもりを封じ込んで、垂直に浮くようにした液体用比重計。測定する液体中に入れ、沈んだ深さから比重を知る。ふひょう。

うき‐はし【浮(き)橋】🔗🔉

うき‐はし【浮(き)橋】 水上にいかだや多くの舟を浮かべ、その上に板を渡した橋。舟橋(ふなばし)

うき‐びしゃ【浮(き)飛車】🔗🔉

うき‐びしゃ【浮(き)飛車】 将棋で、飛車先の歩(ふ)を進め、飛車が定位置から二間(けん)上に出た形。序盤の攻撃の構えの一。

うき‐ひと【憂き人】🔗🔉

うき‐ひと【憂き人】 自分につらい思いをさせる人。つれない人。多く、恋人・妻などにいう。「天の戸をおしあけがたの月見れば―しもぞ恋しかりける」〈新古今・恋四〉

うき‐ぶくろ【浮(き)袋・浮き×嚢】🔗🔉

うき‐ぶくろ【浮(き)袋・浮き×嚢】 泳ぐとき、沈まないようにからだにつける道具。ゴム・ビニールの袋に空気を満たしたもの。また、船に装備する救命具の総称。(「鰾」とも書く)硬骨魚類の腸の辺りにある、透明な膜状で内部に気体の入った袋。浮力の調節などをする。ふえ。うおのふえ。

うき‐ふし【憂き節】🔗🔉

うき‐ふし【憂き節】 つらいこと。悲しいこと。「節」を「竹の節」に掛けていうことが多い。「世に経れば言の葉しげき呉竹(くれたけ)の―ごとに鶯(うぐひす)ぞ鳴く」〈古今・雑下〉

うき‐ふね【浮(き)舟】🔗🔉

うき‐ふね【浮(き)舟】 水面に浮かんでいる小舟。頼りないことにたとえることが多い。

大辞泉 ページ 1293