複数辞典一括検索+

ふな‐まんじゅう【船×頭】‐マンヂユウ🔗🔉

ふな‐まんじゅう【船×頭】‐マンヂユウ 江戸時代、隅田川で舟の中を稼ぎ場所とした売春婦。ふなぎみ。

ふな‐みち【船路・船道】🔗🔉

ふな‐みち【船路・船道】ふなじ(船路)」に同じ。「―のしわざとて、少し黒みやつれたる旅姿」〈源・夕顔〉

ふな‐むし【船虫】🔗🔉

ふな‐むし【船虫】 等脚目フナムシ科の甲殻類。多く海岸の岩石の間などに群れをなしてすみ、体長四センチくらい。体は小判形で、横長の体節に分かれ、胸脚は七対ある。《季 夏》「―に心遊ばせ月を待つ/亜浪」

ふな‐もち【船持(ち)】🔗🔉

ふな‐もち【船持(ち)】 船を所有する人。船主。

ふな‐もやい【舟×舫ひ】‐もやひ🔗🔉

ふな‐もやい【舟×舫ひ】‐もやひ 舟をつなぎとめること。「櫂(かい)を使ひゐて―するに」〈雲萍雑志〉

ふな‐もよい【船催ひ】‐もよひ🔗🔉

ふな‐もよい【船催ひ】‐もよひ船装(ふなよそ)」に同じ。「暁の―するあまの子のかひよといふを鹿と聞くらん」〈孝範集〉

ふな‐もり【舟盛(り)】🔗🔉

ふな‐もり【舟盛(り)】 本膳料理の古式の盛り方。伊勢えびの尾を高くして膳に盛るもの。(たい)などで、身を下ろし、残る頭・中骨・尾を船に見立て、これに身を盛りつけた料理。祝儀・慶事用。

ふな‐やかた【船屋形】🔗🔉

ふな‐やかた【船屋形】 船上に設けた屋根付きの部屋。近世大名の川御座船などは二階造りで、豪華な装飾を施したりした。

ふな‐やく【船役】🔗🔉

ふな‐やく【船役】 船に対して、その大きさに応じて課した税。船公事(くじ)

ふな‐やぐら【船×櫓・船矢倉】🔗🔉

ふな‐やぐら【船×櫓・船矢倉】 和船、特に軍船の船上に設けられたやぐら。

ふな‐やど【船宿】🔗🔉

ふな‐やど【船宿】 船による運送を業とする家。船遊び・釣りなどのために貸し船の世話をし、また、釣り人に宿泊などをさせる家。近世、船主・荷主と問屋の仲介や船荷の世話をしたり、船乗りが宿泊したりした家。

ふな‐やどり【船宿り】🔗🔉

ふな‐やどり【船宿り】 船が停泊すること。また、船中に宿泊すること。「みつの浜見つつは過ぎじ―せむ」〈宇津保・菊の宴〉

ふな‐やまい【船病】‐やまひ🔗🔉

ふな‐やまい【船病】‐やまひ船酔(ふなよ)」に同じ。「―の悩悶も忘れつ」〈逍遥・内地雑居未来之夢〉

ふな‐ゆ【船湯】🔗🔉

ふな‐ゆ【船湯】 船底にたまった水。淦(あか)

大辞泉 ページ 13212