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あおた‐がり【青田刈(り)】あをた‐🔗🔉

あおた‐がり【青田刈(り)】あをた‐ 稲が未熟なうちに刈り取ること。青田買い」に同じ。

あお‐だけ【青竹】あを‐🔗🔉

あお‐だけ【青竹】あを‐ 《「あおたけ」とも》幹が青々としている竹。染め色の名。鮮やかな緑色。笛。「―を雲の上人吹きたてて春の鶯さへづらすなり」〈夫木・三二〉

あお‐だたみ【青畳】あを‐🔗🔉

あお‐だたみ【青畳】あを‐ 表が新しくて青々として見える畳。波の静かな青々とした海面などのたとえ。「―敷く相模灘(なだ)の上を」〈蘆花・自然と人生〉

あお‐だち【青立ち】あを‐🔗🔉

あお‐だち【青立ち】あを‐ 稲の穂が実らないまま立ち枯れになっていること。また、その稲。

あおた‐ばいばい【青田売買】あをた‐🔗🔉

あおた‐ばいばい【青田売買】あをた‐ 稲の成熟する前の青田のうちから、その収穫高を見越して米の売買をすること。→黒田(くろた)売買 →白田(しろた)売買

あお‐だもあを‐🔗🔉

あお‐だもあを‐ コバノトネリコの別名。

あお‐たん【青短・青丹】あを‐🔗🔉

あお‐たん【青短・青丹】あを‐ 花札で、青色の短冊に牡丹(ぼたん)・菊・紅葉がそれぞれ組み合わされて描かれた札。また、その三枚がそろった役。あお。→赤短

あお‐たん【青×あを‐🔗🔉

あお‐たん【青×あを‐ 白と青を交互に配した染め色や織り色。狩衣(かりぎぬ)や小直衣(このうし)の袖括(そでぐく)りの組緒(くみお)、几帳(きちよう)や壁代(かべしろ)のひもなどに用いる。

あおち【×煽ち】あふち🔗🔉

あおち【×煽ち】あふち 風が吹きあおること。また、その風。「―に売り場の火も消えて」〈浄・油地獄〉

あおち‐かぜ【×煽ち風】あふち‐🔗🔉

あおち‐かぜ【×煽ち風】あふち‐ 吹きあおる風。「蚊帳(かや)打ちあくる―」〈浄・薩摩歌〉

あおち‐びんぼう【×煽ち貧乏】あふちビンボフ🔗🔉

あおち‐びんぼう【×煽ち貧乏】あふちビンボフ 扇であおられるように、いつも貧乏に追われていること。いくら稼いでも抜けられない貧しい状態。「これかや―といふなるべし」〈浮・胸算用・五〉

あお‐ちゃ【青茶】あを‐🔗🔉

あお‐ちゃ【青茶】あを‐ 一夜のあいだ灰汁(あく)に漬けたのち蒸し上げた下等な茶。青みがかった茶色。

大辞泉 ページ 133