複数辞典一括検索+

あお・つ【×煽つ】あふつ🔗🔉

あお・つ【×煽つ】あふつ [動タ四]あおいで風を起こす。「大うちはで―・ちのけるがごとくで」〈狂言記・粟田口〉燃える気持ちをあおりたてる。そそのかす。「きやつは定業(ぢやうごふ)が―・つ」〈虎明狂・鼻取相撲〉風のために火や薄い物が揺れ動く。ばたばたする。「屏風をたたむ如くにて、二、三度四、五度―・つと見えしが」〈浄・源頼家源実朝鎌倉三代記〉

あお‐づけ【青漬(け)】あを‐🔗🔉

あお‐づけ【青漬(け)】あを‐ 野菜を生の青みを失わないように漬けたもの。

あお‐つづら【青×葛】あを‐🔗🔉

あお‐つづら【青×葛】あを‐ ツヅラフジの別名。「つる」を繰るところから「くる」「くるし」「くるる」などを導く序詞を構成する語。「山がつの垣ほに這へる―人は来れども言伝てもなし」〈古今・恋四〉

あおつづら‐ふじ【青××藤】あをつづらふぢ🔗🔉

あおつづら‐ふじ【青××藤】あをつづらふぢ カミエビの別名。

あおっ‐ぱな【青っ×洟】あをつ‐🔗🔉

あおっ‐ぱな【青っ×洟】あをつ‐ 「あおばな(青洟)」の音変化。

あおっ‐ぽ・い【青っぽい】あをつ‐🔗🔉

あおっ‐ぽ・い【青っぽい】あをつ‐ [形]青みがかっている。「―・いセーター」若くて世間に慣れていない。未熟である。「いい年をしてまだ―・いことを言う」 [派生]あおっぽさ[名]

あお‐でい【青泥】あを‐🔗🔉

あお‐でい【青泥】あを‐ 青金(あおきん)の粉をにかわでまぜて泥状にした彩色の材料。青金泥(あおきんでい)

あお‐てる【青照る】あを‐🔗🔉

あお‐てる【青照る】あを‐ 歌舞伎などで、幽霊の出るときなどに舞台を青白く見せるために燃やす薬品。また、その青白い火。→赤照る

あお‐でんしゃ【青電車】あを‐🔗🔉

あお‐でんしゃ【青電車】あを‐ 終電車の一つ前に運行する路面電車。前後部の行き先標識を青電球で照明するところからいう。青電。→赤電車

あお‐てんじょう【青天井】あをテンジヤウ🔗🔉

あお‐てんじょう【青天井】あをテンジヤウ 青い空を天井に見立てた語。取引で、相場の上限のないこと。

あお‐と【青×砥】あを‐🔗🔉

あお‐と【青×砥】あを‐ 色が青く、きめの細かい粘板岩で作った砥石(といし)。中研ぎに用いる。

大辞泉 ページ 134