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うち‐あげ【内揚げ・内上げ】🔗🔉

うち‐あげ【内揚げ・内上げ】 (内揚げ)和裁で、衣服のあげをあらかじめ内側に縫い込んでおくこと。外揚げ。内金を支払うこと。また、内金。内入り。「米屋へ金子(きんす)三両―にして」〈浮・文反古・一〉初婿入りのときにする祝い。「内証でこっそりと嫁入りの―がしたい」〈浄・蛭小島武勇問答〉

うち‐あげ【打(ち)上げ・打(ち)揚げ】🔗🔉

うち‐あげ【打(ち)上げ・打(ち)揚げ】 空高く上げること。「気象衛星の―」芝居や相撲などの興行を終えること。事業や仕事などを終えること。また、その終了を祝う宴。「打ち上げ花火」の略。能楽の囃子(はやし)や歌舞伎の鳴り物の手法の一つで、演奏に一段落つけるために調子を一段高めて奏するもの。(すだれ)を巻き上げて出入りするようにつくった駕籠(かご)。打ち上げ簾。打ち上げ乗り物。

うちあげ‐すだれ【打(ち)上げ×簾】🔗🔉

うちあげ‐すだれ【打(ち)上げ×簾】打ち上げ」に同じ。

うちあけ‐ばなし【打(ち)明け話】🔗🔉

うちあけ‐ばなし【打(ち)明け話】 まだ人に知られていない事実・気持ちなどを、隠さずに語る話。

うちあげ‐はなび【打(ち)上げ花火】🔗🔉

うちあげ‐はなび【打(ち)上げ花火】 筒で打ち上げて上空で開かせる花火。大輪の花模様をひろげる割物(わりもの)や、それを変化させた半割(はんわり)・小割(こわり)、円形に展開しないポカなどがある。揚げ花火。

うち‐あ・ける【打(ち)明ける】🔗🔉

うち‐あ・ける【打(ち)明ける】 [動カ下一]うちあ・く[カ下二]人に知られたくない事実や秘密などを、思い切って隠さずに話す。うちあかす。「思いのたけを―・ける」閉まっているものを勢いよくあける。「窓を―・ける」ひっくり返して中に入っている物を出し、空にする。「人の欲しがる物はこれぞ、と巾着にあるほど―・けて」〈浮・一代男・五〉すっかり空になる。寂(さび)れる。「さて石山の繁昌、京大坂が―・ける」〈浄・卯月の潤色〉

大辞泉 ページ 1383