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まき‐の‐つまで【真木の×嬬手】🔗🔉

まき‐の‐つまで【真木の×嬬手】 杉・ヒノキなど、良質の建材となる角材。「泉の川に持ち越せる―を百(もも)足らず筏(いかだ)に作り」〈万・五〇〉

まきの‐とみたろう【牧野富太郎】‐とみタラウ🔗🔉

まきの‐とみたろう【牧野富太郎】‐とみタラウ一八六二〜一九五七]植物分類学者。高知の生まれ。小学校中退、独学で植物学を研究。日本各地の植物を採集して歩き、多数の新種を発見・命名。すぐれた植物図を描き、植物採集会を指導するなど知識の普及にも尽力した。文化勲章受章。著「日本植物志図篇」「日本植物図鑑」など。

まきの‐のぶあき【牧野伸顕】🔗🔉

まきの‐のぶあき【牧野伸顕】一八六一〜一九四九]政治家。鹿児島の生まれ。名は「しんけん」とも。大久保利通の次男。文相・外相・内大臣などを歴任。二・二六事件で襲撃され、以後引退。

まき‐の‐はら【牧原】🔗🔉

まき‐の‐はら【牧原】 静岡県中南部、大井川下流西岸の台地。明治初期の士族の入植以来、茶の産地。

まき‐ば【牧場】🔗🔉

まき‐ば【牧場】 牛・馬・羊などの家畜を放し飼いにする場所。まき。ぼくじょう。

まき‐ば【巻(き)葉】🔗🔉

まき‐ば【巻(き)葉】 芭蕉(ばしよう)・蓮(はす)などの生えたばかりの葉の、まだ開かずに巻いているもの。

まき‐ばい【×蒔き灰】‐ばひ🔗🔉

まき‐ばい【×蒔き灰】‐ばひ 茶の湯で、炭点前の際に炉中の灰や炭の上にまく灰。灰を番茶で湿したもの。

まき‐はしょり【巻き端折り】🔗🔉

まき‐はしょり【巻き端折り】 《「まきばしょり」とも》着物の裾をまくり上げてはしょること。また、そのかっこう。「―で強勢(がうせい)に尻(けつ)がならんだは」〈滑・膝栗毛・初〉

まき‐ばしら【真木柱・×槙柱】🔗🔉

まき‐ばしら【真木柱・×槙柱】 [名]檜(ひのき)や杉で作った柱。「―作る杣人(そまびと)いささめに仮廬(かりほ)のためと作りけめやも」〈万・一三五五〉(真木柱)源氏物語第三一巻の巻名。鬚黒(ひげくろ)大将が玉鬘を愛人としたために起こる家庭内の紛争を描く。また、鬚黒大将の娘の名。〔枕〕真木柱は太いものであるところから、「太し」にかかる。「―太き心はありしかどこの我(あ)が心鎮(しづ)めかねつも」〈万・一九〇〉

大辞泉 ページ 14021