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ま‐ぎり【間切り】🔗🔉

ま‐ぎり【間切り】 区切ること。区切り。もと、琉球の行政区画。数村からなり、琉球処分以後も存続したが、明治四〇年(一九〇七)廃止。

まぎり‐ばしり【間切り走り】🔗🔉

まぎり‐ばしり【間切り走り】 向かい風のときの帆船の走り方。斜め前方から風を受けるように、左右に交互に帆面を向けながらジグザグに前進する。

まき‐りょうこ【巻菱湖】🔗🔉

まき‐りょうこ【巻菱湖】一七七七〜一八四三]江戸後期の書家。越後の人。名は大任、字(あざな)は致遠。唐の欧陽詢(おうようじゆん)などの書を学び、端正で明快な書風は菱湖流と呼ばれて明治初期まで広く流行。幕末の三筆の一人。

ま‐ぎ・る【間切る】🔗🔉

ま‐ぎ・る【間切る】 [動ラ五(四)]波間を切って船を進める。また、間切り走りで帆船を進める。「帆ヲ―・ッテ走ル」〈和英語林集成〉

まぎ・る【紛る】🔗🔉

まぎ・る【紛る】 [動ラ下二]「まぎれる」の文語形。

まぎれ【紛れ】🔗🔉

まぎれ【紛れ】 ある事につけこんで、また、事の勢いで何かをすること。「怒った―に外の芸者を買いはしまいか」〈荷風・腕くらべ〉他に入りまじって区別がつかなくなること。「山かぜに桜ふきまき乱れなむ花の―に立ちとまるべく」〈古今・離別〉他の事に心を奪われること。「今年は―多くて過ぐし給ふ」〈源・若菜下〉心情を表す形容詞の語幹、動詞の連用形に付いて、その心情に駆られて分別を失うさまを表す。「に」を伴って副詞的に用いることが多い。…のあまり。「苦し―にうそをつく」「腹立ち―」

紛れもな・い🔗🔉

紛れもな・い きわめて明白である。まちがえようがない。「―・い事実」

まぎれ‐あり・く【紛れ歩く】🔗🔉

まぎれ‐あり・く【紛れ歩く】 [動カ四]しのび歩く。「心もや慰むと立ち出でて―・き給ふ」〈源・少女〉人々の間にまじって歩きまわる。「小姫君は…、こなたかなた―・かせ給ふ」〈栄花・初花〉

まぎれ‐こ・む【紛れ込む】🔗🔉

まぎれ‐こ・む【紛れ込む】 [動マ五(四)]まちがって入り込む。「よその郵便物が―・む」いつのまにか他の物の中に入り込む。混雑をうまく利用して入り込む。「雑踏の中に―・んで姿を消す」

大辞泉 ページ 14024