複数辞典一括検索+
みそか‐ごころ【△密か心】🔗⭐🔉
みそか‐ごころ【△密か心】
人に隠しだてする心。ひそかな恋心。「―つきたる、ものの娘などは」〈源・蛍〉
みそか‐ごと【△密か事】🔗⭐🔉
みそか‐ごと【△密か事】
秘密のこと。ないしょごと。「―して父母などに見られしに驚く小児に似たりき」〈鴎外訳・即興詩人〉
男女がひそかに情を通じ合うこと。密通。「突然―を発(あば)き立てられたので」〈谷崎・少将滋幹の母〉


みそか‐ぜち【×晦日節】🔗⭐🔉
みそか‐ぜち【×晦日節】
中部地方などで、正月のみそかに新しく餅(もち)をついて神に供え、松の内に年始回りに行けなかった親類を訪問すること。晦日礼。
みそか‐そば【三△十日蕎=麦・×晦日蕎=麦】🔗⭐🔉
みそか‐そば【三△十日蕎=麦・×晦日蕎=麦】
月の末日、特に大みそかに、細く長くの意を込めて食うそば。関西では、つごもりそば。《季 冬》「命ありとてもかくても―/風生」
みそか‐ぬすびと【△密か盗人】🔗⭐🔉
みそか‐ぬすびと【△密か盗人】
こそどろ。「―の、さるべきものの隈々(くまぐま)にゐて見るらむをば誰かは知る」〈枕・一二四〉
みぞ‐がね【溝金】🔗⭐🔉
みぞ‐がね【溝金】
敷居の溝に、摩耗を防ぐためにはめ込む薄い金物。
みそか‐ばらい【三△十日払い・×晦日払い】‐ばらひ🔗⭐🔉
みそか‐ばらい【三△十日払い・×晦日払い】‐ばらひ
その月の末日にまとめて支払いをすること。みそか勘定。
みそ‐がゆ【味×噌×粥】🔗⭐🔉
みそ‐がゆ【味×噌×粥】
味噌汁で煮たかゆ。
みぞ‐がわ【溝川】‐がは🔗⭐🔉
みぞ‐がわ【溝川】‐がは
水がいつも川のように流れている溝。「路を横切っている小さい―のところへ出る」〈三重吉・小鳥の巣〉
みそがわ‐そう【味×噌川草】みそがはサウ🔗⭐🔉
みそがわ‐そう【味×噌川草】みそがはサウ
シソ科の多年草。深山の河原などに群生し、高さ六〇〜九〇センチ。茎は四角柱で枝分かれせず、葉は狭卵形で対生する。夏から秋、紫色の唇形の花をつけ、穂状をなす。木曾川源流の味噌川に多いところからの名。
みぞ‐かんな【溝×鉋】🔗⭐🔉
みぞ‐かんな【溝×鉋】
鴨居(かもい)・敷居の溝などを彫り削るのに用いる、のみ状の刃をつけた鉋。
み‐そぎ【×禊】🔗⭐🔉
み‐そぎ【×禊】
身に罪や穢(けが)れのある者、また神事に従事しようとする者が、川や海の水でからだを洗い清めること。
陰暦六月晦日(みそか)、諸社で行う夏越(なごし)の祓(はらえ)の行事。《季 夏》


大辞泉 ページ 14361。