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うつのみや‐そうどう【宇都宮騒動】‐サウドウ🔗🔉

うつのみや‐そうどう【宇都宮騒動】‐サウドウ 元和八年(一六二二)宇都宮城主本多正純(ほんだまさずみ)が、幕府の許可なく本丸の石垣を修築したことなどを理由に領地を没収された事件。徳川秀忠殺害を企てた宇都宮城内の釣り天井が発覚したためといううわさが生まれ、浄瑠璃や歌舞伎に脚色された。

うつのみや‐だいがく【宇都宮大学】🔗🔉

うつのみや‐だいがく【宇都宮大学】 宇都宮市にある国立大学。宇都宮農林専門学校・栃木師範学校・栃木青年師範学校を統合し、昭和二四年(一九四九)新制大学として発足。また同三九年宇都宮工業短期大学を母体に工学部を設置。

うつのみや‐とんあん【宇都宮遯庵】🔗🔉

うつのみや‐とんあん【宇都宮遯庵】一六三三〜一七〇七]江戸前期の儒学者。周防(すおう)の人。名は由的。松永尺五(まつながせきご)に師事、経書の標注書を多く著し、儒学振興に寄与。著書「日本古今人物史」で幕府のとがめを受けた。

うつのや‐とうげ【宇津谷峠】‐たうげ🔗🔉

うつのや‐とうげ【宇津谷峠】‐たうげ 静岡市、宇津の山の峠。東海道の丸子と岡部宿との間に位置し、難所として知られた。伊勢物語や黙阿弥の「蔦紅葉(つたもみじ)宇都谷峠」で有名。

うつ‐の‐やま【宇津の山】🔗🔉

うつ‐の‐やま【宇津の山】 静岡市宇津谷と志太(しだ)郡岡部町とにまたがる山。南側に宇津谷峠がある。《歌枕》「―うつつかなしき道絶えて夢に都の人は忘れず」〈秋篠月清集〉

うつ‐はぎ【×剥ぎ】🔗🔉

うつ‐はぎ【×剥ぎ】 《「うつ」は全く、すっかりの意》そっくりはぎ取ること。まるはぎ。「―に剥(は)ぎとられ、裸兎(はだかうさぎ)の」〈根無草後編・跋〉

うつ‐ばり【×梁】🔗🔉

うつ‐ばり【×梁】 《内張りの意。平安時代までは「うつはり」》屋根の重みを支えるための横木。はり。

梁の塵(ちり)を動か・す🔗🔉

梁の塵(ちり)を動か・す梁塵(りようじん)を動かす」に同じ。

うつ‐びょう【×鬱病】‐ビヤウ🔗🔉

うつ‐びょう【×鬱病】‐ビヤウ 精神病の一。気がめいって気力が出ず、劣等感・不安・厭世(えんせい)的気分・絶望感などにとらえられる。躁鬱(そううつ)病の鬱状態として現れる場合と、単独で現れる場合とがある。抑鬱症。

大辞泉 ページ 1443