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うな‐かぶ・す【傾す】🔗🔉

うな‐かぶ・す【傾す】 [動サ四]首を垂れる。うなだれる。「山処(やまと)の一本薄(ひともとすすき)―・し汝が泣かさまく」〈記・上・歌謡〉

うな‐かみ【海上】🔗🔉

うな‐かみ【海上】 《「うながみ」とも》海のほとり。海辺。「海(わた)の底沖つ深江の―の子負(こふ)の原に」〈万・八一三〉

うながみ【海上】🔗🔉

うながみ【海上】 姓氏の一。

うながみ‐ずいおう【海上随鴎】🔗🔉

うながみ‐ずいおう【海上随鴎】 江戸後期の蘭学者稲村三伯(いなむらさんぱく)の号。

うながみ‐たねひら【海上胤平】🔗🔉

うながみ‐たねひら【海上胤平】一八二九〜一九一六]歌人。下総の人。通称、六郎。号、椎園(しいぞの)。能書家としても知られる。著「椎園詠草」「椎園家集」など。

うなぎ【×鰻】🔗🔉

うなぎ【×鰻】 ウナギ目ウナギ科の魚。北海道以南の内湾、河川・池沼に分布。全長約六〇センチ。体は細長い円筒状で、腹びれがない。夜行性。親魚は秋に産卵のため、海に下る。稚魚は柳葉状のレプトセファルス幼生期を経てシラスウナギとなり、孵化(ふか)後一年以内の二〜五月に淡水域に入る。肉は脂肪に富み、美味で、特にかば焼きにして賞味。明治一一年(一八七八)以来養殖も行われる。《季 夏》

うなぎ‐かき【××掻き】🔗🔉

うなぎ‐かき【××掻き】 長い柄の先に鉤(かぎ)をつけた道具。泥の中をかき、ウナギをひっかけて捕る。また、それでウナギを捕るのを職業とする人。鰻取り。《季 夏》

うなぎ‐ずし【××鮨】🔗🔉

うなぎ‐ずし【××鮨】 鰻を裂き、塩をまぜた酒に一晩漬け、翌朝に塩加減した飯に漬けて押しをしたすし。京都府宇治と滋賀県瀬田の鰻で作ったものが有名。

うなぎ‐づか【×鰻塚】🔗🔉

うなぎ‐づか【×鰻塚】 ウナギを捕る仕掛けの一。ウナギが川を下る秋ごろ、水底に石を積み重ねておき、石の間にひそんでいるところを捕らえる。

うなぎ‐つかみ【××掴】🔗🔉

うなぎ‐つかみ【××掴】 タデ科の一年草。水辺に生え、高さ約三〇センチ。茎や葉に逆向きのとげがあり、絡みつく。初夏から秋、紅色または白色の小花が集まって咲く。うなぎづる。

大辞泉 ページ 1460