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命を革(あらた)・む🔗🔉

命を革(あらた)・む 天命が改まる。王朝や統治者が変わる。革命。「天地―・むべき危機ここに顕れたり」〈太平記・一〉

命を受けては家に辞せず🔗🔉

命を受けては家に辞せず 《「呉子」論将から》武将は、命を受ければ、家人に別れを告げることもなく、ただちに出陣しなければならない。

めい【明】🔗🔉

めい【明】 あかるいこと。「勝敗の―と暗とを分ける」理のあきらかなこと。また、道理を見通す力。眼識。「先見の―」物を見る力。視力。「―を失う」

明は以(もつ)て秋毫(しゆうごう)の末(すえ)を察するに足れども而(しか)も輿薪(よしん)を見ず🔗🔉

明は以(もつ)て秋毫(しゆうごう)の末(すえ)を察するに足れども而(しか)も輿薪(よしん)を見ず 《「孟子」梁恵王上から》動物の毛の先までも見えるような視力をもちながら、車に積んだ多くの薪(たきぎ)が目に入らない。いくらよい視力があろうと、それを用いなければ役に立たないこと、また、小事に心を奪われて大事を見失うことのたとえ。

めい【×茗】🔗🔉

めい【×茗】 茶。特に、新芽を摘んだものを茶というのに対し、遅く摘んだものをいう。「―ヲニル」〈和英語林集成〉

めい【盟】🔗🔉

めい【盟】 誓い。同盟。「―を結ぶ」

めい【銘】🔗🔉

めい【銘】 金石・器物などに事物の来歴や人の功績を記したもの。「碑に―を刻む」特にすぐれた物品につける特定の名。「―を付ける」製作物に入れる製作者の名。心に刻み込んでいる戒めなどの言葉。「座右の―」

銘の物🔗🔉

銘の物 刀剣や器物で、製作者の名が刻んである、確かなもの。

銘を打・つ🔗🔉

銘を打・つ 刀剣や器物に製作者の名を刻む。→銘打つ

メイ【May】🔗🔉

メイ【May】 五月。他の語と複合して用いるときは「メー」とも書く。

めい‐あん【名案】🔗🔉

めい‐あん【名案】 すぐれた案。よい考え。

めい‐あん【明暗】🔗🔉

めい‐あん【明暗】 明るいことと暗いこと。転じて、物事の明るい面と暗い面。成功と失敗、幸と不幸など。「人生の―」「―を分ける」絵画・写真などで、色の濃淡や明るさ・暗さの対照。「―をはっきりさせ立体感を出す」

めいあん【明暗】🔗🔉

めいあん【明暗】 夏目漱石の小説。大正五年(一九一六)発表。主人公津田由雄と妻お延の不安定な家庭生活を中心に、人間のエゴイズムを鋭く追求した作品。作者の死により未完に終わる。

めい‐あん【×冥暗・××闇】🔗🔉

めい‐あん【×冥暗・××闇】 暗いこと。くらやみ。「月日の光をも見給はねば、一生―の中に向かって」〈太平記・四〉冥土(めいど)の迷い。「君孝行たらば、わが―を助けよ」〈謡・海人〉

大辞泉 ページ 14677