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もくてき‐はん【目的犯】🔗🔉

もくてき‐はん【目的犯】 故意のほかに一定の目的を成立要件または加減事由とする犯罪。通貨偽造罪の成立には、偽造という行為のほかに使用するという目的を必要とするなど。

もくてき‐ぶつ【目的物】🔗🔉

もくてき‐ぶつ【目的物】 目的のもの。ある行為の対象となるもの。

もくてき‐ろん【目的論】🔗🔉

もくてき‐ろん【目的論】 哲学で、すべての事象は何らかの目的によって規定され、その目的に向かって生成変化しているとする立場。

もくてきろんてき‐しょうめい【目的論的証明】🔗🔉

もくてきろんてき‐しょうめい【目的論的証明】 神の存在証明の一。自然界に見いだされる合目的性から、そのような世界を創造した最高の知恵としての神が存在しなければならないとするもの。物理神学的証明。

もく‐と【目途】🔗🔉

もく‐と【目途】 めあて。目的。めど。「年内竣工を―に工事を急ぐ」

もく‐と【目×睹】🔗🔉

もく‐と【目×睹】 [名]スル目で実際に見ること。目撃。「母の喀血を―した彼女の胸中を察すれば」〈倉田・愛と認識との出発〉

もく‐とう【黙×祷】‐タウ🔗🔉

もく‐とう【黙×祷】‐タウ [名]スル無言のまま心の中で祈ること。「―をささげる」「遭難者の霊に―する」

もく‐どく【黙読】🔗🔉

もく‐どく【黙読】 [名]スル声に出さずに読むこと。「脚本をひととおり―する」音読。

もく‐にん【黙認】🔗🔉

もく‐にん【黙認】 [名]スル暗黙のうちに認め許すこと。過失などをそのまま見逃すこと。「夜間の外出を―する」「やむを得ないこととして―する」

もく‐ねじ【木螺子】‐ねぢ🔗🔉

もく‐ねじ【木螺子】‐ねぢ 胴に螺旋(らせん)の刻んである木材用の釘(くぎ)。ドライバーでねじ込む。

もく‐ねん【黙念】🔗🔉

もく‐ねん【黙念】 [ト・タル][形動タリ]無言で考えにふけるさま。「―として一言も発しない」〈漱石・吾輩は猫である〉

もく‐ねん【黙然】🔗🔉

もく‐ねん【黙然】 [ト・タル][形動タリ]「もくぜん(黙然)」に同じ。「しばらく―として三千代の顔を見ているうちに」〈漱石・それから〉

もく‐の‐かみ【木工頭】🔗🔉

もく‐の‐かみ【木工頭】 木工寮(もくりよう)の長官。こだくみのかみ。むくのかみ。大工の棟梁(とうりよう)。「惣門の内で羽のきく―」〈柳多留・五〉

もく‐ば【木馬】🔗🔉

もく‐ば【木馬】 木で馬の形に作ったもの。子供の遊びなどに用いる。「回転―」器械体操に使った用具の一。木材で馬の背形に作ったもの。現在の跳馬に相当。昔、木製の馬形の背を鋭くとがらせたものに罪人をまたがらせ、両足に石をつり下げて拷問の具としたもの。

大辞泉 ページ 14838