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もつれ【×縺れ】🔗🔉

もつれ【×縺れ】 もつれること。「糸の―」「感情の―」

もつれ‐がみ【×縺れ髪】🔗🔉

もつれ‐がみ【×縺れ髪】 もつれた髪。乱れ髪。

もつれ‐こ・む【×縺れ込む】🔗🔉

もつれ‐こ・む【×縺れ込む】 [動マ五(四)]事態がもつれて決着がつかないままに次の段階にはいる。「調停が正式裁判に―・む」

もつ・れる【×縺れる】🔗🔉

もつ・れる【×縺れる】 [動ラ下一]もつ・る[ラ下二]線状のものがからまり合って解けなくなる。「髪が―・れる」足・舌などが思うように動かず、言語・動作に支障をきたす。「足が―・れる」事柄が入り組んで決着のつかない状態になる。「交渉が―・れる」「試合が―・れる」

もて【面】🔗🔉

もて【面】 「おもて」の音変化。「あが―の忘れも時(しだ)は筑波嶺を振りさけ見つつ妹は偲(しぬ)はね」〈万・四三六七〉

も‐て🔗🔉

も‐て 〔連語〕《「も(持)ちて」の音変化》手段・材料を表す。…によって。…で。「我妹子(わぎもこ)が形見の衣なかりせば何物―か命継がまし」〈万・三七三三〉語調を強めるのに用いる。「貧しき者は財(たから)を―礼とし」〈徒然・一三一〉 →もっ(以)てとも「をもて」の形でも用いられる。〔接頭〕動詞に付いて、その意味を強めたり、語調を整えたりするのに用いる。「―あつかう」「―はやす」「―さわぐ」

もて‐あ・ぐ【持て上ぐ】🔗🔉

もて‐あ・ぐ【持て上ぐ】 [動ガ下二]「持ち上げる」に同じ。「今様の人は―・げよ、かきあげよといふ」〈徒然・二二〉

もて‐あそび【×弄び・×玩び・×翫び】🔗🔉

もて‐あそび【×弄び・×玩び・×翫び】 もてあそぶこと。また、そのもの。おもちゃ。「子安貝や、椿の実や、小さいときの―であったこまこました物が」〈中勘助・銀の匙〉心の慰めとする相手。遊び相手。「この宮ばかりをぞ―に見奉り給ふ」〈源・幻〉風流の対象となる物。賞翫物(しようがんぶつ)。「山吹、岩躑躅(いはつつじ)などやうの、春の―をわざとは植ゑで」〈源・少女〉

もてあそび‐ぐさ【×弄び種・×玩び草】🔗🔉

もてあそび‐ぐさ【×弄び種・×玩び草】 もてあそびのたねとなるもの。慰めにするもの。

もてあそび‐もの【×弄び物】🔗🔉

もてあそび‐もの【×弄び物】 もてあそぶもの。慰めにするもの。おもちゃ。「土産の―取拡げて」〈紅葉・不言不語〉

大辞泉 ページ 14879