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もんぜつ‐びゃくじ【×悶絶×地】‐ビヤクヂ🔗🔉

もんぜつ‐びゃくじ【×悶絶×地】‐ビヤクヂ 苦しみもだえてころげまわること。「王、此を聞きて―して」〈今昔・一・五〉

もん‐せん【門扇】🔗🔉

もん‐せん【門扇】 門のとびら。門扉(もんぴ)

もんぜん【文選】🔗🔉

もんぜん【文選】 中国の詩文集。梁の昭明太子(蕭統(しようとう))の編。六世紀前半に成立。周代から梁まで約千年間の代表的文学作品七六〇編を三七のジャンルに分けて収録。三〇巻であったが、唐の李善が注をつけて六〇巻とした。中国古代文学の主要資料で、日本にも天平以前に渡来、平安時代に「白氏文集」と並んで広く愛読された。

もん‐ぜん【門前】🔗🔉

もん‐ぜん【門前】 門の前。門のあたり。

門前市(いち)を成す🔗🔉

門前市(いち)を成す 門前に人や車馬が群がり集まる。権力や名声を慕い、出入りする者が多いたとえ。

門前雀羅(じやくら)を張る🔗🔉

門前雀羅(じやくら)を張る 《白居易「寓意」から》訪れる人がなくて、門の前には雀(すずめ)が群れ遊び、網を張って捕らえられるほどである。訪問する人もなく、ひっそりしていることのたとえ。

門前の小僧(こぞう)習わぬ経(きよう)を読む🔗🔉

門前の小僧(こぞう)習わぬ経(きよう)を読む ふだん見聞きしていると、いつのまにかそれを学び知ってしまう。環境が人に与える影響の大きいことのたとえ。

もん‐ぜん【問禅】🔗🔉

もん‐ぜん【問禅】 禅寺で、住持の説法に際し、聴衆の中から質問する僧が出て住持と問答をすること。また、その役目の僧。参禅」に同じ。

もんぜん‐ち【門前地】🔗🔉

もんぜん‐ち【門前地】 寺の門前の地所。江戸時代、名目上寺院の境内であるが、ここに商家を建てさせて、その収入を寺院の費用に充てた。

もんぜん‐ばらい【門前払い】‐ばらひ🔗🔉

もんぜん‐ばらい【門前払い】‐ばらひ 来訪者に面会せずに、帰らせること。「―を食う」江戸時代の追放刑の中で最も軽いもので、奉行所の門前から追い出すこと。

もんぜん‐まち【門前町】🔗🔉

もんぜん‐まち【門前町】 中世以降、有力な社寺の門前を中心に発達した町。神社の場合は鳥居前町ともいう。善光寺の長野、伊勢神宮の宇治山田など。もんぜんちょう。

もんぜん‐よみ【文選読み】🔗🔉

もんぜん‐よみ【文選読み】 漢文訓読における読み方の一。同一の漢字・漢語をまず音読し、さらに重ねて訓読する方法。「細細腰支」を「さいさいとほそやかなるようしのこし」と読む類。「文選」を読むのに多用されたところからいう。

大辞泉 ページ 14979