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や‐ど・る【宿る】🔗🔉

や‐ど・る【宿る】 [動ラ五(四)]《「屋取る」の意》旅先で宿をとる。また、一時的にそこに住む。「僧坊に―・る」その場所にとどまる。「葉に夜露が―・る」「健全な精神は健全な肉体に―・る」妊娠する。「子が―・る」虫・植物などが寄生する。「回虫が―・る」星がその座を占める。「太陽が牡羊座に―・る」

やど‐ろく【宿六】🔗🔉

やど‐ろく【宿六】 《「宿のろくでなし」の意》妻が自分の夫を卑しめたり、親愛の意を込めたりしていう語。「うちの―」宿の主人。亭主。「なんでもここの―めが」〈滑・続膝栗毛・三〉

やど‐わり【宿割(り)】🔗🔉

やど‐わり【宿割(り)】 宿泊する人を何軒かの宿屋に割り振ること。また、その役目の人。

やとわ‐れ【雇われ】やとは‐🔗🔉

やとわ‐れ【雇われ】やとは‐ 他人に雇われること。「―の身」「―マダム」

やな【×梁・×簗】🔗🔉

やな【×梁・×簗】 川の瀬に杭(くい)などを八の字形に並べ、水をせき止めて一か所をあけ、そこに梁簀(やなす)を張って流れてくる魚を受けて捕る仕掛け。上り梁・下り梁などがある。《季 夏》「手に足に逆まく水や―つくる/泊雲」◆「簗」は国字。

梁を打・つ🔗🔉

梁を打・つ 梁の仕掛けを作る。

やな🔗🔉

やな [終助]《間投助詞「や」+終助詞「な」から》名詞、形容動詞の語幹、動詞・形容詞の終止形に付く。感動・詠嘆の意を表す。…だなあ。…であるよ。…ことよ。「幼(をさな)の御物言ひ―」〈源・宿木〉「むざん―かぶとの下のきりぎりす/芭蕉」〈奥の細道〉

やな‐あさって【×弥な明日】🔗🔉

やな‐あさって【×弥な明日】やのあさって」に同じ。

ヤナーチェク【Leo Yanek】🔗🔉

ヤナーチェク【Leo Yanek】一八五四〜一九二八]チェコの作曲家。民族音楽と近代音楽の語法を統合し、多くの歌劇を発表。作品に「利口な女狐の物語」など。

やない【柳井】やなゐ🔗🔉

やない【柳井】やなゐ 山口県南東部の市。瀬戸内海に面し、商業港として発達。柳井縞の産地で、紡績や機械工業が行われる。刺身用の甘露醤油を特産。人口三・六万。

やない‐ば【柳葉】🔗🔉

やない‐ば【柳葉】 柳の葉の形をした鏃(やじり)(あぶみ)の、足をのせる部分の周縁部の名。

やない‐ばこ【×筥】🔗🔉

やない‐ばこ【×筥】 柳の細枝を編んだ箱。また、柳の木を細長く三角に削って寄せ並べ、生糸やこよりで編んだ蓋(ふた)つきの箱。硯(すずり)・墨・筆・短冊や冠などを納めた。後世、蓋の足を高くして台として用い、冠・経巻などをのせた。やないば。やなぎばこ。

大辞泉 ページ 15095