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やね‐いた【屋根板】🔗🔉

やね‐いた【屋根板】 屋根を葺(ふ)くのに用いる板の総称。葺(ふ)き下地となる野地板・(こけらいた)など。サワラ・杉などの木材を薄く割ったもの。

やね‐うら【屋根裏】🔗🔉

やね‐うら【屋根裏】 屋根の裏側。また、天井と屋根の間の空間。西洋建築で、直接屋根の下にある部屋。屋根裏部屋。

やね‐がえ【屋根替え】‐がへ🔗🔉

やね‐がえ【屋根替え】‐がへ 屋根を葺(ふ)き替えること。《季 春》「―の埃の上の昼の月/虚子」

やね‐づたい【屋根伝い】‐づたひ🔗🔉

やね‐づたい【屋根伝い】‐づたひ 屋根から屋根へ伝わっていくこと。「容疑者が―に逃げる」

やね‐ぶ【屋根船】🔗🔉

やね‐ぶ【屋根船】 「やねぶね」の略。「―から刷毛先(はけさき)いぢりいぢり出る」〈柳多留・一四〉

やね‐ふき【屋根×葺き】🔗🔉

やね‐ふき【屋根×葺き】 屋根を葺くこと。また、その職人。

やね‐ぶね【屋根船】🔗🔉

やね‐ぶね【屋根船】 屋根板が葺(ふ)いてある小船。大型の屋形船(やかたぶね)と区別した江戸での呼称。やねぶ。

やね‐まど【屋根窓】🔗🔉

やね‐まど【屋根窓】 採光のため、屋根面から垂直に突き出して設けた窓。ドーマー窓。

やね‐や【屋根屋】🔗🔉

やね‐や【屋根屋】 屋根を葺(ふ)く職人。

や‐の【矢×篦】🔗🔉

や‐の【矢×篦】矢柄(やがら)」に同じ。

や‐の‐あさって【×弥の明日】🔗🔉

や‐の‐あさって【×弥の明日】 今日から数えて未来へ五日目。明後日の翌々日。「あさって」の翌日をいう地方もある。やなあさって。

や‐のう【野×衲】‐ナフ🔗🔉

や‐のう【野×衲】‐ナフ 《「衲」は衲衣(のうえ)の意》[名]田舎の僧。野僧。「山人―といへども」〈淡窓詩話〉[代]一人称の人代名詞。僧が自分をへりくだっていう語。野僧。拙僧。愚僧。〈書言字考節用集〉

やのくち‐まつり【矢の口祭(り)】🔗🔉

やのくち‐まつり【矢の口祭(り)】 年頭に豊猟を祈願し、餅(もち)などを供えて山神に祈る祭り。

や‐の‐じ【やの字】🔗🔉

や‐の‐じ【やの字】 「やの字結び」の略。

やのじ‐むすび【やの字結び】🔗🔉

やのじ‐むすび【やの字結び】 女子の普段着用の半幅帯の結び方。「や」の字形に結ぶこと。

や‐の‐ね【矢の根】🔗🔉

や‐の‐ね【矢の根】(やじり)」に同じ。

やのね【矢の根】🔗🔉

やのね【矢の根】 歌舞伎十八番の一。時代物。享保一四年(一七二九)江戸中村座の初春狂言「扇恵方曾我(すえひろえほうそが)」の中の一幕として二世市川団十郎が初演。曾我五郎が矢の根を研いでまどろむうち、夢の中で兄十郎の危急を知り、工藤の館へはせ向かう。

大辞泉 ページ 15103