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うら‐うら🔗🔉

うら‐うら [副]日ざしが明るく穏やかなさま。「―とした春の一日」《季 春》心ののどかなさま。「―とこそは御堂はおぼしめしけんを、浅く思ひて悪霊も出で来るなるべし」〈愚管抄・四〉

うら‐えり【裏襟・裏×衿】🔗🔉

うら‐えり【裏襟・裏×衿】 和服・洋服の襟の裏側につける別布。

うら‐おくみ【裏×衽】🔗🔉

うら‐おくみ【裏×衽】(あわせ)や綿入れなど、裏地付きの着物の裏のおくみ。うらおくび。

うら‐おもて【裏表】🔗🔉

うら‐おもて【裏表】 物の表面と裏面。「紙の―」表面に現れている事柄と、裏に隠されている事情。表面と内情。「業界の―に通じている」一つの事柄が呈する、一見異なって見える二つの様相。「過保護も放任も親の自信の無さの―である」人の見ているところと見ていないところとで、態度・行動が違うこと。かげひなた。「―のある人間」裏を表側にすること。裏返し。「靴下を―にはく」裏と表ほどかけ離れていること。全然違うこと。正反対。「其の事は愚僧も聞いていまするが、世間の沙汰とは―」〈浄・八百屋お七〉

うらが【浦賀】🔗🔉

うらが【浦賀】 神奈川県横須賀市東部の地名。嘉永六年(一八五三)米国のペリー来航で知られる。

うら‐かいどう【裏街道】‐カイダウ🔗🔉

うら‐かいどう【裏街道】‐カイダウ 公式の街道ではない道路。「日光街道の―」表街道。まっとうでない生き方、また、恵まれない生き方や生活のたとえ。「人生の―ばかり歩(あゆ)んできた」表街道。

うら‐がえし【裏返し】‐がへし🔗🔉

うら‐がえし【裏返し】‐がへし 物の裏を返して表にすること。また、その状態。「シャツを―に着る」反対の立場、逆の観点から見ること。また、現れ方が正反対であること。「意味を―に考える」「嫉妬(しつと)は愛情の―の表現である」

うら‐がえ・す【裏返す】‐がへす🔗🔉

うら‐がえ・す【裏返す】‐がへす [動サ五(四)]表と裏とを逆にする。「畳を―・す」物事を逆の立場から見る。「―・して言えば」

うら‐がえ・る【裏返る】‐がへる🔗🔉

うら‐がえ・る【裏返る】‐がへる [動ラ五(四)]裏が返って表になる。ひっくり返る。「葉が―・る」「声が―・る」味方が敵となる。裏切る。心変わりする。「―・って寝首を掻(か)く」相いれなくなる。逆になる。「想頭(かんがえ)が―・って」〈露伴・いさなとり〉

大辞泉 ページ 1518