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ゆき‐おれ【雪折れ】‐をれ🔗🔉

ゆき‐おれ【雪折れ】‐をれ 積もった雪の重みで木の幹や枝、竹などが折れること。また、そのもの。《季 冬》「―や雪を湯に焚く釜の下/蕪村」

ゆき‐おろし【雪下ろし】🔗🔉

ゆき‐おろし【雪下ろし】 屋根の上に積もった雪をかき落とすこと。《季 冬》「―屋根をゆるがすことのあり/年尾」雪とともに山から吹きおろしてくる風。《季 冬》「暁やほだ焼(た)きそへる―/暁台」歌舞伎下座音楽の一。先端に綿や布を巻いた桴(ばち)で大太鼓を続けて打つ鳴り物で、降る雪を表す。菅笠(すげがさ)の一種。白色の深い笠。

ゆき‐おんな【雪女】‐をんな🔗🔉

ゆき‐おんな【雪女】‐をんな 雪国の伝説で、雪の降る夜、白い衣を着た女の姿で現れるという雪の精。雪娘。雪女郎。《季 冬》「三日月の櫛や忘れし―/紅緑」

ゆき‐かい【行(き)交い・往き交い】‐かひ🔗🔉

ゆき‐かい【行(き)交い・往き交い】‐かひ 行きかうこと。ゆきき。往来。「人の―が絶えない」「―もない遠い仲」

ゆきかい‐じ【行き交ひ路】ゆきかひぢ🔗🔉

ゆきかい‐じ【行き交ひ路】ゆきかひぢ 行き来する道。また、往来の途中。「かりそめの―とぞ思ひこし今はかぎりの門出なりけり」〈古今・哀傷〉

ゆき‐か・う【行(き)交う・往き交う】‐かふ🔗🔉

ゆき‐か・う【行(き)交う・往き交う】‐かふ [動ワ五(ハ四)]行き来をする。往来する。いきかう。「車が―・う」訪問しあう。交際する。「互いに―・った仲」あるものが去って他のものが代わって来る。「楽しび悲しび―・ふとも」〈古今・仮名序〉たえずある人のもとへ行く。一つ所へいつも通う。「百敷に―・ひ侍らむことは」〈源・桐壺〉

ゆき‐かえり【行(き)帰り・往き還り】‐かへり🔗🔉

ゆき‐かえり【行(き)帰り・往き還り】‐かへり ある場所へ行って、帰ること。また、行きと帰り。往復。いきかえり。「学校への―」「―で違う道を通る」

ゆき‐かえ・る【行き帰る・往き還る】‐かへる🔗🔉

ゆき‐かえ・る【行き帰る・往き還る】‐かへる [動ラ四]《古くは「ゆきがえる」とも》行って、また帰る。往復する。「清き浜辺は―・り見れども飽かず」〈万・一〇六五〉月日が再びめぐる。また、年が改まる。「あらたまの年―・り春立たばまづ我がやどにうぐひすは鳴け」〈万・四四九〇〉

ゆき‐がかり【行(き)掛(か)り】🔗🔉

ゆき‐がかり【行(き)掛(か)り】 物事との関係のぐあいで、すでに手を引くことができない状態にあること。なりゆき。いきがかり。「―上引き受ける」物事の今に至る事情。いきがかり。「今までの―を捨てる」行く途中。行きがけ。いきがかり。「学校の―に友人宅に寄る」

大辞泉 ページ 15281