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恨みに報ゆるに徳を以(もつ)てす🔗🔉

恨みに報ゆるに徳を以(もつ)てす 《「老子」六三章から》恨みのある者に対しても恩徳で報いる。

恨みを買・う🔗🔉

恨みを買・う 恨まれる。恨みを受ける。「―・う言動」

恨みを飲・む🔗🔉

恨みを飲・む 《江淹「恨賦」から》恨みの気持ちを心の中にこめている。くやしい気持ちをこらえる。

うら‐み【浦見】🔗🔉

うら‐み【浦見】 海辺を眺めること。和歌で、多く「恨み」に掛けて用いる。「浜千鳥跡のとまりを尋ぬとて行くへもしらぬ―をやせむ」〈かげろふ・上〉

うら‐み【浦×廻・浦回】🔗🔉

うら‐み【浦×廻・浦回】 《「み」は動詞「み(廻)る」の連用形から。曲がりめぐること、また、そのようになっている地形》舟で浦を漕ぎ巡っていくこと。「藤波を仮廬(かりほ)に造り―する人とは知らに海人(あま)とか見らむ」〈万・四二〇二〉海岸の湾曲した所。うらわ。うらま。「大和路の島の―に寄する波間(あひだ)もなけむ我(あ)が恋ひまくは」〈万・五五一〉

うらみ‐がお【恨み顔】‐がほ🔗🔉

うらみ‐がお【恨み顔】‐がほ [名・形動]恨めしそうな顔つき。また、そのさま。「『…もうもう恁麼(こんな)ことは聞かせません』と半ばは―なるぞ詮方(せんかた)なき」〈鏡花・照葉狂言〉

うらみ‐がまし・い【恨みがましい・×怨みがましい】🔗🔉

うらみ‐がまし・い【恨みがましい・×怨みがましい】 [形]うらみがま・し[シク]いかにも恨んでいるように見える。さもうらめしそうである。「―・い目つき」 [派生]うらみがましさ[名]

うらみ‐ごと【恨み言】🔗🔉

うらみ‐ごと【恨み言】 恨みをこめた言葉。恨みを述べる言葉。怨言。「―を並べる」

うら‐みごろ【裏身×頃】🔗🔉

うら‐みごろ【裏身×頃】(あわせ)などの身頃の裏地。表身頃。

うら‐みち【裏道】🔗🔉

うら‐みち【裏道】 本道でない裏通りの道。抜け道。間道(かんどう)正当でないやり方、手段。まともでない生き方。「人生の―」裏口に通じている道。「表から出ましたら遅からうと存し、―へ向けて追っかけまするとて」〈狂言記・胸突き〉

うらみっ‐こ【恨みっこ】🔗🔉

うらみっ‐こ【恨みっこ】 互いに恨むこと。「どういう結果になっても―なしにしよう」

うらみ‐つらみ【恨み辛み】🔗🔉

うらみ‐つらみ【恨み辛み】 《「つらみ」は、形容詞「つらい」の語幹に「み」をつけて語調を整えた語》積もり積もった、さまざまの恨み。「―をぶちまける」

大辞泉 ページ 1534