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ウルフ【Thomas Clayton Wolfe】🔗🔉

ウルフ【Thomas Clayton Wolfe】一九〇〇〜一九三八]米国の小説家。放浪体験をもとに、自伝的な大作を残した。作「天使よ故郷を見よ」「時と川の流れ」など。

ウルフ【Adeline Virginia Woolf】🔗🔉

ウルフ【Adeline Virginia Woolf】一八八二〜一九四一]英国の女流小説家・批評家。意識の流れを重視した内面描写を特色とする心理主義派。小説「ダロウェイ夫人」「波」「灯台へ」、評論集「私だけの部屋」など。

ウルブリヒト【Walter Ulbricht】🔗🔉

ウルブリヒト【Walter Ulbricht】一八九三〜一九七三]ドイツの政治家。一九一九年、ドイツ共産党に入党。第二次大戦後、旧東ドイツ地区に社会主義統一党を結成し書記長に就任。ドイツ民主共和国(東ドイツ)成立以後は副首相、国家評議会議長などを歴任した。

うるま‐の‐しま【宇流麻の島】🔗🔉

うるま‐の‐しま【宇流麻の島】 琉球の古称。また、朝鮮半島の鬱陵島(うつりようとう)をさすとする説もある。

うるみ【潤み】🔗🔉

うるみ【潤み】 湿りけを帯びること。また、その湿りけ。「―をたたえた黒い目」しっとりとした趣。うるおい。「幾つも並んだ窓から―もない明りが射していた」〈近松秋江・青草〉濁ったり、色が不鮮明になったりすること。「田の水も―が多くなってねえ」〈藤村・千曲川のスケッチ〉酒の醸造の過程で、泡が透明にならず、濁っていること。また、その酒。「潤み色」の略。「潤み朱」の略。

うるみ‐いろ【潤み色】🔗🔉

うるみ‐いろ【潤み色】 深みのある黒みがかった色。青黒い色。

うるみ‐ごえ【潤み声】‐ごゑ🔗🔉

うるみ‐ごえ【潤み声】‐ごゑ 涙がちの声。今にも泣きだしそうな声。「お妙は口惜しそうに、あわれや、―して云った」〈鏡花・婦系図〉

うるみ‐しゅ【潤み朱】🔗🔉

うるみ‐しゅ【潤み朱】 黒漆に朱をまぜた漆塗り。また、その色。

うるみしゅ‐ぬり【潤み朱塗(り)】🔗🔉

うるみしゅ‐ぬり【潤み朱塗(り)】 彩漆(いろうるし)の一種で、黒漆に朱またはベンガラをまぜた褐色の漆で塗るもの。潤み塗り。

うる・む【潤む】🔗🔉

うる・む【潤む】 [動マ五(四)]湿りけを帯びる。また、水分を帯びて、くもったようになる。物の輪郭がぼやける。「霧に―・む町の灯」目に涙がにじむ。「目が―・む」涙で声がはっきりしなくなる。涙声になる。「声が―・む」打たれたりつねられたりして、皮膚が青黒くなる。「傷ガ―・ム」〈和英語林集成〉色つやが薄れる。鮮やかでなくなる。「灰捨てて白梅―・む垣根かな/凡兆」〈猿蓑〉

大辞泉 ページ 1557