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れきし【歴史】🔗🔉

れきし【歴史】(ギリシア)Historiai》ギリシア・ローマ時代に書かれた歴史書の書名。ヘロドトス著。全九巻。前四二五年以前に成立。ペルシア戦争を中心にした物語的歴史記述の典型。ペルシア戦争史。ツキディデス著。八巻。成立年未詳。未完に終わったが、科学的な史料批判などにより最初の完全な歴史書とされる。ペロポネソス戦争史。ポリビオス著。全四〇巻。成立年未詳。ローマの発展を中心に記述した世界史。

れき‐し【×轢死】🔗🔉

れき‐し【×轢死】 [名]スル電車・自動車などにひかれて死ぬこと。「―体」

れき‐じ【歴事】🔗🔉

れき‐じ【歴事】歴仕」に同じ。

れきし‐か【歴史家】🔗🔉

れきし‐か【歴史家】 歴史を専門に研究する学者。また、歴史に通じている人。史家。

れきし‐が【歴史画】‐グワ🔗🔉

れきし‐が【歴史画】‐グワ 歴史上の出来事を題材とした絵画。広義には伝説上・神話上の事件を描いたものも含む。

れきし‐かがく【歴史科学】‐クワガク🔗🔉

れきし‐かがく【歴史科学】‐クワガク 歴史的な性格をもつ事柄や現象を研究する諸科学の総称。一般的な法則を定立する自然科学に対し、事象の一回的・個性的なものの記述を方法とする科学。ウィンデルバントの用語。

れきし‐がく【歴史学】🔗🔉

れきし‐がく【歴史学】 歴史を研究の対象とする学問。

れきし‐がくは【歴史学派】🔗🔉

れきし‐がくは【歴史学派】 経済学で、一九世紀の四〇年代から二〇世紀の一〇年代にかけてドイツに起こり、その主流となった一学派。古典学派の普遍妥当的な抽象性に反対し、経済現象の歴史性や国民的特殊性を重視して歴史的研究の必要性を主張。経済政策においても後進国ドイツを擁護するために保護貿易主義を唱えた。リスト・ロッシャー・クニース・ヒルデブラント・シュモラー・ブレンターノ・ワーグナーなどが代表者。歴史派経済学派。

れきし‐かん【歴史観】‐クワン🔗🔉

れきし‐かん【歴史観】‐クワン 歴史を全体的にどう見るかという根本的なものの見方。マルクス主義の史的唯物論はその一例。史観。

れきし‐げき【歴史劇】🔗🔉

れきし‐げき【歴史劇】 史劇

れきし‐こうこがく【歴史考古学】‐カウコガク🔗🔉

れきし‐こうこがく【歴史考古学】‐カウコガク 歴史時代の遺物・遺跡を研究対象とする考古学。日本では六世紀後半以降を対象とし、最近では中世考古学・近世考古学も盛んである。

大辞泉 ページ 15917