複数辞典一括検索+

ろく‐もつ【六物】🔗🔉

ろく‐もつ【六物】 僧尼が常に所持すべき六種の物。大衣・上衣・内衣の三衣(さんえ)と鉢・尼師壇(にしだん)(座具)・漉水嚢(ろくすいのう)。比丘(びく)六物。

ろくもん‐せん【六文銭】🔗🔉

ろくもん‐せん【六文銭】 紋所の名。一文銭を三個ずつ横二列に並べた形のもの。信州上田の真田(さなだ)氏の紋として有名。六連銭。

ろくや‐おん【鹿野苑・鹿野園】‐ヲン🔗🔉

ろくや‐おん【鹿野苑・鹿野園】‐ヲン 《梵Mgadvaの訳》中インドの波羅奈国にあった林園。釈迦が悟りを開いてのち初めて説法し、五人の比丘(びく)を導いた所。現在のバラナシ北郊のサールナートにあたる。鹿苑。鹿(しか)の苑(その)

ろくやた【六×弥太】🔗🔉

ろくやた【六×弥太】 《豆腐を女房詞で「おかべ」というところから、源義経の臣、岡部六弥太にかけていう》豆腐の異称。

ろく‐やね【陸屋根】🔗🔉

ろく‐やね【陸屋根】 傾斜がほとんどなく、平らな屋根。平屋根。りくやね。

ろくや‐まち【六夜待ち】🔗🔉

ろくや‐まち【六夜待ち】 「二十六夜待ち」の略。「車座へ紺の手の出る―」〈柳多留・初〉

ろく‐ゆ【六×喩】🔗🔉

ろく‐ゆ【六×喩】 仏語。いっさいが無常であることを説く六つのたとえ。金剛経では、夢・幻・泡・影・露・電。維摩経では、幻・電・夢・炎・水中月・鏡中像。

ろく‐よう【六葉】‐エフ🔗🔉

ろく‐よう【六葉】‐エフ 六枚の葉を六角形に模様化した飾り金具。長押(なげし)・懸魚(げぎよ)・扉の釘隠しなどに用いる。

ろく‐よう【六曜】‐エウ🔗🔉

ろく‐よう【六曜】‐エウ 暦注のうち、先勝(せんしよう)・友引(ともびき)・先負(せんぶ)・仏滅・大安・赤口(しやつこう)の六種。古く中国で時刻の吉凶占いとされたが、日本に伝わり、明治六年(一八七三)の太陽暦採用後に新たに日の吉凶占いとして取り入れられ、現在も広く行われている。六輝(ろつき)

ろく‐よく【六欲・六×慾】🔗🔉

ろく‐よく【六欲・六×慾】 仏語。六根によって生じる欲望。異性に対してもつ欲。色欲・形貌(ぎようみよう)欲・威儀姿態欲・語言音声欲・細滑(肌のなめらかさ)欲・人相欲。

ろくよく‐てん【六欲天】🔗🔉

ろくよく‐てん【六欲天】 仏語。三界のうちの欲界に属する六つの天。四王天・利天(とうりてん)・夜摩天・兜率天(とそつてん)・楽変化天・他化自在天(たけじざいてん)。六天。

大辞泉 ページ 16031