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わた‐どの【渡殿】🔗🔉

わた‐どの【渡殿】 寝殿造りの二つの建物をつなぐ屋根付きの廊下。渡り殿。細殿。

わた‐なか【海中】🔗🔉

わた‐なか【海中】 《「わだなか」とも》海の中。海上。「ありねよし対馬の渡り―に幣(ぬさ)取り向けてはや帰り来(こ)ね」〈万・六二〉

わたなべ【渡辺】🔗🔉

わたなべ【渡辺】 姓氏の一。

わたなべ‐かいきょく【渡辺海旭】🔗🔉

わたなべ‐かいきょく【渡辺海旭】一八七二〜一九三三]浄土宗の僧。東京の生まれ。号、壺月。ドイツに留学し、サンスクリット・パーリ・チベット語を研究。帰国後、東洋・大正大学教授。高楠順次郎と「大正新修大蔵経」を監修。学界・教育界・社会事業など多方面に活躍。

わたなべ‐かざん【渡辺崋山】‐クワザン🔗🔉

わたなべ‐かざん【渡辺崋山】‐クワザン一七九三〜一八四一]江戸後期の蘭学者・画家。名は定静(さだやす)。通称、登。別号、寓絵堂(ぐうかいどう)。三河田原藩の家老で、海防掛を兼ねた。佐藤一斎に儒学を、谷文晁(たにぶんちよう)に南画を学び、のち西洋画の技法を取り入れて写実的画風を確立。特に肖像画にすぐれた。「慎機論」を著し、幕政を批判したため蛮社の獄に連座して自刃。

わたなべ‐かずお【渡辺一夫】‐かずを🔗🔉

わたなべ‐かずお【渡辺一夫】‐かずを一九〇一〜一九七五]仏文学者。東京の生まれ。東大教授。ラブレーを中心とするフランス一六世紀文学の研究に業績をあげる一方、批評家としても活躍。著「ラブレー研究序説」「フランスユマニスムの成立」。

わたなべ‐かてい【渡辺霞亭】🔗🔉

わたなべ‐かてい【渡辺霞亭】一八六四〜一九二六]小説家。名古屋の生まれ。本名、勝。別号、碧瑠璃園(へきるりえん)・黒法師。歴史小説・家庭小説で人気を博した。江戸文学の収集家としても知られる。作「大石内蔵之助」「渦巻」。

わたなべ‐じょうたろう【渡辺錠太郎】‐ヂヤウタラウ🔗🔉

わたなべ‐じょうたろう【渡辺錠太郎】‐ヂヤウタラウ一八七四〜一九三六]軍人。陸軍大将。愛知の生まれ。軍事参議官・教育総監などを歴任。統制派の頭目として、二・二六事件で青年将校により射殺された。

わたなべ‐すいは【渡辺水巴】🔗🔉

わたなべ‐すいは【渡辺水巴】一八八二〜一九四六]俳人。東京の生まれ。本名、義。内藤鳴雪・高浜虚子に学び、俳句雑誌「曲水」を創刊、主宰。句集「水巴句帖」「隈笹」「白日」。

大辞泉 ページ 16147