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あか‐とき【暁】🔗🔉

あか‐とき【暁】 《「明時(あかとき)」の意で、「あかつき」の古形》夜半から明け方までの時刻。また、夜明け方。「秋の夜は―寒し白たへの妹(いも)が衣手着むよしもがも」〈万・三九四五〉

あかとき‐くたち【降ち】🔗🔉

あかとき‐くたち【降ち】 《「くたち」は動詞「くたつ」の連用形から》夜がその盛りを過ぎて、明け方近いころ。「今夜(こよひ)の-鳴く鶴(たづ)の思ひは過ぎず恋こそまされ」〈万・二二六九〉

あかとき‐づくよ【月夜】🔗🔉

あかとき‐づくよ【月夜】あかつきづくよ」に同じ。「しぐれ降る―紐解かず恋ふらむ君と居らましものを」〈万・二三〇六〉

あかとき‐やみ【×闇】🔗🔉

あかとき‐やみ【×闇】あかつきやみ」に同じ。「夕月夜―の朝影にあが身はなりぬ汝(な)を思ひかねて」〈万・二六六四〉

あかとくろ【赤と黒】🔗🔉

あかとくろ【赤と黒】 《原題、(フランス)Le Rouge et le Noir》スタンダールの長編小説。一八三〇年刊。貧しい青年ジュリアン=ソレルの野望と恋愛の一生を通じて、軍人か僧侶になるしか出世の道がなかった王政復古期の社会を批判的に描く。

あか‐とり【×垢取り】🔗🔉

あか‐とり【×垢取り】 (くし)の歯の間にたまった垢を取る道具。馬の垢を取る道具。馬櫛(うまぐし)(「赤鳥」とも書く)女性が馬に乗るとき、馬の汗で衣服が汚れるのを防ぐため、尻繋(しりがい)の下に掛ける布。

あか‐とり【×淦取り】🔗🔉

あか‐とり【×淦取り】 船底にたまった水を取ること。また、その道具。すっぽん。淦取り杓(しやく)

あか‐とんぼ【赤蜻蛉】🔗🔉

あか‐とんぼ【赤蜻蛉】 トンボ科アカネ属(アカトンボ属とも)のトンボの総称。アキアカネ・ナツアカネなど。体は赤または橙褐(とうかつ)色で、特に雄は成熟すると真っ赤に色づく。ショウジョウトンボなどを含めていうこともある。あかねとんぼ。あかね。あかえんば。あかとんぼう。《季 秋》もと、海軍の複葉練習機の俗称。機体の赤色と複葉を赤とんぼに見立てていった。◆アクセントはアカトンボ。昭和初期まではアカトンボ。

あがない【×贖い】あがなひ🔗🔉

あがない【×贖い】あがなひ あがなうこと。また、そのことに差し出す金品など。

大辞泉 ページ 165