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えび‐ちゃ【葡萄茶・海老茶】🔗🔉

えび‐ちゃ【葡萄茶・海老茶】 黒みを帯びた赤茶色。えび茶色。「葡萄茶式部」「葡萄茶袴」の略。「頗(すこぶ)る大した―と言うことです」〈木下尚江・良人の自白〉

えびちゃ‐しきぶ【葡萄茶式部】🔗🔉

えびちゃ‐しきぶ【葡萄茶式部】 《えび茶色の袴(はかま)をよく着けたところから》明治三〇年代の女学生のこと。えび茶袴。紫衛門(むらさきえもん)。「今に三人が―か鼠式部になって」〈漱石・吾輩は猫である〉

えびちゃ‐ばかま【葡萄茶×袴】🔗🔉

えびちゃ‐ばかま【葡萄茶×袴】 えび茶色の袴。明治の女学生が用いた。下田歌子が華族女学校の制服に考案したのが始まり。葡萄茶式部」に同じ。

え‐びつ【絵×櫃】ヱ‐🔗🔉

え‐びつ【絵×櫃】ヱ‐ 曲げ物の一。飯櫃のような木製の容器に桃・柳・菊などの絵を彩色したもの。三月や九月の節句に草餅(くさもち)・赤飯などを入れた。

えび‐づか【海束・×束】🔗🔉

えび‐づか【海束・×束】 違い棚の、上下の棚板をつなぐ細く短い柱。雛束(ひなづか)

エピック【epic】🔗🔉

エピック【epic】 叙事詩。史詩。リリック。

えび‐づる【××蔓】🔗🔉

えび‐づる【××蔓】 ブドウ科の蔓性(つるせい)の落葉低木。山野に生え、葉と対生して巻きひげが出て、他に絡む。葉は三〜五つに裂けている。葉の裏面や葉柄・茎に白か赤褐色の毛が密生。雌雄異株。夏、淡黄緑色の小花が密集して咲く。実は熟すと黒くなり、食べられる。えび。えびかずら。《季 秋》

えびづる‐むし【葡×蔓虫・虫】🔗🔉

えびづる‐むし【葡×蔓虫・虫】 ブドウスカシバの幼虫。体長三センチくらいで白っぽく、頭部は赤茶色。ブドウ・エビヅルの茎の内部にもぐりこんでいる。小鳥や、ヤマメ・イワナ釣りのえさにする。かまえび。ぶどうむし。

えびで‐の‐にんじん【海老手の人参】🔗🔉

えびで‐の‐にんじん【海老手の人参】 朝鮮半島の白頭山に産するチョウセンニンジン。根は飴色をし、曲がっていてエビに似る。

えびな【海老名】🔗🔉

えびな【海老名】 神奈川県中部の市。もと相模(さがみ)国の中心地。交通の要地で、大工場が進出。住宅地化も著しい。人口一一・〇万。

大辞泉 ページ 1734