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え‐ほん【絵本】ヱ‐🔗🔉

え‐ほん【絵本】ヱ‐ 絵を主にした子供向きの本。江戸時代、絵を主にした通俗的な本。絵草紙。絵をかくための手本。絵手本(えでほん)。「本朝名木の松の―を集めらる」〈浄・反魂香〉

えほんたいこうき【絵本太功記】ヱホンタイコウキ🔗🔉

えほんたいこうき【絵本太功記】ヱホンタイコウキ 浄瑠璃。時代物。一三段。近松柳・近松湖水軒・近松千葉軒の合作。寛政一一年(一七九九)初演。「絵本太閤記」などをもとにしたもので、一〇段目「尼ヶ崎」(通称「太十(たいじゆう)」)が有名。太功記。

えほんたいこうき【絵本太閤記】ヱホンタイカフキ🔗🔉

えほんたいこうき【絵本太閤記】ヱホンタイカフキ 読本。七編八四冊。寛政九〜享和二年(一七九七〜一八〇二)刊。武内確斎著とされ、岡田玉山画。豊臣秀吉の一代記。太閤記物の流布書に精細な挿絵を入れたもの。禁令に触れ、文化元年(一八〇四)絶版を命ぜられた。

えほん‐ばんづけ【絵本番付】ヱホン‐🔗🔉

えほん‐ばんづけ【絵本番付】ヱホン‐ 芝居番付の一。序幕から大詰めまでの場面を描き、主な役名・役者名などを書き入れた小冊子。寛保(一七四一〜一七四四)ごろから明治中期まで行われた。芝居絵本。芝居絵双紙。えばんづけ。

えま【江馬】🔗🔉

えま【江馬】 姓氏の一。

え‐ま【絵馬】ヱ‐🔗🔉

え‐ま【絵馬】ヱ‐ 祈願や報謝のために、社寺に奉納する絵の額。生きた馬の代わりに絵に描いて奉納したのが始まりといわれる。屋根形の小絵馬や大形の額絵馬などがある。

えま【絵馬】ヱま🔗🔉

えま【絵馬】ヱま 謡曲。脇能物。金春(こんぱる)以外の各流。節分の夜、伊勢斎宮で白馬・黒馬の絵馬を掛けて農作を占う風習に、天の岩戸の故事を添えて脚色したもの。えんま。

エマージェンシー【emergency】🔗🔉

エマージェンシー【emergency】 緊急事態。「―コール」「―シグナル」

エマーユ【フランスmail】🔗🔉

エマーユ【フランスmail】 七宝焼き。

えまい【笑まひ・咲まひ】ゑまひ🔗🔉

えまい【笑まひ・咲まひ】ゑまひ ほほえむこと。微笑。「思はぬに妹が―を夢に見て心のうちに燃えつつぞをる」〈万・七一八〉花のつぼみがほころびること。「春くれど野辺の霞につつまれて花の―のくちびるも見ず」〈永久百首〉

えま‐いしゃ【絵馬医者】ヱま‐🔗🔉

えま‐いしゃ【絵馬医者】ヱま‐ 《往診するふりをして、暇つぶしに社寺の絵馬を見て歩くというところから》はやらない医者をからかっていう語。「人には―といはれて、口惜しかりし」〈浮・永代蔵・二〉

大辞泉 ページ 1745