複数辞典一括検索+
あくえき‐しつ【悪液質】🔗⭐🔉
あくえき‐しつ【悪液質】
癌(がん)・結核・マラリアなどの末期にみられる著しい衰弱状態。全身がやせて皮膚は生気を失い、まぶたや足にむくみが現れる。
あく‐えん【悪縁】🔗⭐🔉
あく‐えん【悪縁】
仏語。よくない縁。悪い結果をもたらす条件。
好ましくない人間関係。また、関係を断とうとしても断つことのできない男女の縁など。腐れ縁。


あく‐おけ【灰=汁×桶】‐をけ🔗⭐🔉
あく‐おけ【灰=汁×桶】‐をけ
洗濯や染め物に使う灰汁を取る桶。灰と水を入れ、桶の下の口から灰汁が落ちる仕掛けになったもの。
あく‐か【悪化】‐クワ🔗⭐🔉
あく‐か【悪化】‐クワ
[名]スル
あっか(悪化)

あく‐か【悪貨】‐クワ🔗⭐🔉
あく‐か【悪貨】‐クワ
あっか(悪貨)

あく‐がた【悪形・悪方】🔗⭐🔉
あく‐がた【悪形・悪方】
歌舞伎で、悪人の役。また、それを専門に演じる俳優。敵役(かたきやく)。悪人形(あくにんがた)。
あくがら・す【×憧らす】🔗⭐🔉
あくがら・す【×憧らす】
[動サ四]
落ち着きを失わせる。心を浮き立たせる。「心をそらに―・して」〈夜の寝覚・四〉
さまよわせる。「煩はしげに思ひまつはす気色(けしき)見えましかば、かくも―・さざらまし」〈源・帚木〉


あくが・る【×憧る】🔗⭐🔉
あくが・る【×憧る】
[動ラ下二]「あくがれる」の文語形。
あくがれ‐あり・く【×憧れ△歩く】🔗⭐🔉
あくがれ‐あり・く【×憧れ△歩く】
[動カ四]何かに心をひかれ、家を出てさまよう。浮かれまわる。「かかる空のけしきにより、風のさきに―・き給ふもあはれに見ゆ」〈源・野分〉
あくが・れる【×憧れる】🔗⭐🔉
あくが・れる【×憧れる】
[動ラ下一]
あくが・る[ラ下二]《本来は、あるべき所から離れる意》
いる所を離れてふらふらさまよう。「自分の魂が―・れ出して、…水の面を高く低く、揺られて行く」〈谷崎・細雪〉
物事に心が奪われる。うわの空になる。「山林に身を苦しめ雲水に魂を―・れさせて」〈露伴・二日物語〉
胸を焦がす。思い焦がれる。「其写真に頬摩(ほおずり)して―・れ」〈紅葉・金色夜叉〉
気持ちが離れる。疎遠になる。「おもておこしに思ひし君は、ただ―・れに―・る」〈落窪・二〉





大辞泉 ページ 205。