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おしまずき【×几・机】おしまづき🔗🔉

おしまずき【×几・机】おしまづき 脇息(きようそく)。〈和名抄〉つくえ。「胸ふさがりて、ただ―にかかりて、夕の空に向かふのみ」〈笈日記・下〉牛車(ぎつしや)の前後の口の下に横に渡した仕切り板。〈名義抄〉

おしま‐はんとう【渡島半島】をしまハンタウ🔗🔉

おしま‐はんとう【渡島半島】をしまハンタウ 北海道南西部の半島。南部はさらに東の亀田半島と西の松前半島に分かれる。道内で最も早く開発され、江戸時代からニシンの漁場として栄え、函館北方の大野町は道内の稲作の発祥地。

おし‐まろが・す【押し丸がす】🔗🔉

おし‐まろが・す【押し丸がす】 [動サ四]押しころがしてくるくると巻く。押し丸めて、玉にする。「黒方(くろばう)(=練リ香ノ名)を―・して」〈紫式部日記〉

おし‐まわし【押(し)回し】‐まはし🔗🔉

おし‐まわし【押(し)回し】‐まはし 物事をあれこれ処理すること。また、顔がきくこと。「―が利く」和船で、舷側上部の垣立(かきだつ)を艫(とも)やぐらの末端まで連続して作る構造のもの。江戸時代、千石積み以上の運送船。

おし‐まわ・す【押(し)回す】‐まはす🔗🔉

おし‐まわ・す【押(し)回す】‐まはす [動サ五(四)]「まわす」を強めていう語。世の中に処していく。身を立てていく。「帰朝後も経済学で立派に―・される所では有るが」〈二葉亭・浮雲〉ぐるりと取り巻く。「―・して火かけてければ」〈愚管抄・四〉

おしみ【惜しみ】をしみ🔗🔉

おしみ【惜しみ】をしみ 惜しむこと。惜しむ気持ち。「売り―」「物―」

おしみ‐な・い【惜しみ無い】をしみ‐🔗🔉

おしみ‐な・い【惜しみ無い】をしみ‐ [形]惜しいという気持ちがない。出し惜しみしない。「―・い拍手」

おし・む【惜しむ】をしむ🔗🔉

おし・む【惜しむ】をしむ [動マ五(四)]心残りに思う。残念がる。「散る花を―・む」「別れを―・む」「人に―・まれて死ぬ」金品などを出すことを、もったいないと思う。出し惜しむ。「わずかの出費を―・んで大損をする」「骨身を―・まず働く」大切に思う。尊重する。「寸暇を―・む」「名を―・む」(「愛しむ」とも書く)愛する。めでる。慈しむ。「お前を憎み、お前を―・み」〈近松秋江・別れたる妻に送る手紙〉 [下接句]体(からだ)を惜しむ・名を惜しむ・名残(なごり)を惜しむ・骨を惜しむ・骨身を惜しまず

おし‐むぎ【押(し)麦】🔗🔉

おし‐むぎ【押(し)麦】 蒸した大麦を押しつぶして平たくし、乾かしたもの。米にまぜ、炊いて食べる。

大辞泉 ページ 2142