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おち‐てんじょう【落(ち)天井】‐テンジヤウ🔗🔉

おち‐てんじょう【落(ち)天井】‐テンジヤウ 他の部分より低く作ってある天井。おとしてんじょう。

おち‐ど【落(ち)度】おち‐・【越度】ヲチ‐🔗🔉

おち‐ど【落(ち)度】おち‐・【越度】ヲチ‐ 《「おつど(越度)」の音変化》手落ち。あやまち。過失。「手続き上に―があった」「当方の―を認める」

おち‐とま・る【落ち止まる・落ち留まる】🔗🔉

おち‐とま・る【落ち止まる・落ち留まる】 [動ラ四]物がそのまま後に残る。「―・りてかたはなるべき人の御文ども」〈源・幻〉人が居残る。生き残る。「はかばかしき後見なくて―・る身どもの悲しきを思ひつづけ給ふに」〈源・総角〉

おち‐の‐ひと【御乳の人】🔗🔉

おち‐の‐ひと【御乳の人】 貴人の子の乳母。江戸時代、乳を飲ませる「お差し」、抱くだけの「抱き乳母」に対して、幼児の保育全般に携わった婦人の称。おち。「―の滋野井殿(しげのいどの)」〈浄・丹波与作〉

おち‐の・びる【落(ち)延びる】🔗🔉

おち‐の・びる【落(ち)延びる】 [動バ上一]おちの・ぶ[バ上二]遠くまで逃げてゆく。逃げおおせる。「追っ手から無事―・びる」

おち‐ば【落(ち)葉】🔗🔉

おち‐ば【落(ち)葉】 散り落ちた木の葉。また、散ってゆく木の葉。落葉(らくよう)。《季 冬》「むさしのの空真青なる―かな/秋桜子」貴人の落としだね。落胤(らくいん)。「朝臣(あそん)や、さやうの―をだに拾へ」〈源・常夏〉「落ち葉色」の略。

おちば‐いろ【落(ち)葉色】🔗🔉

おちば‐いろ【落(ち)葉色】 枯れた落ち葉の色。茶色に黄赤を帯びた色。

おちば‐ごろも【落ち葉衣】🔗🔉

おちば‐ごろも【落ち葉衣】 木の間を漏れる月光が着衣の上に葉影を落として、落ち葉を散らしたように見えるもの。一説に、落ち葉を集めてつづった仙人の着物。「秋の夜の月の影こそ木のまより―と身にうつりけれ」〈後撰・秋中〉落ち葉の散りかかった着物。「―の袖(そで)添へて」〈謡・高砂〉

おちばしゅう【落葉集】おちばシフ🔗🔉

おちばしゅう【落葉集】おちばシフ 《歌謡集「松の葉」にもれた歌の集の意》江戸中期の歌謡集。七巻。大木扇徳編。元禄一七年(一七〇四)刊。上方の歌謡を収録したもので、のち「松の落葉」に改編。

おちば‐たき【落ち葉×焚き】🔗🔉

おちば‐たき【落ち葉×焚き】 晩秋に落ち葉を集めて燃やすこと。《季 冬》

おちば‐ぶね【落ち葉船】🔗🔉

おちば‐ぶね【落ち葉船】 水面に浮かんでいる落ち葉を船に見立てていう語。「嵐漕ぎ行く―」〈浄・振袖始〉

大辞泉 ページ 2180