複数辞典一括検索+

おに‐ぐも【鬼蜘蛛】🔗🔉

おに‐ぐも【鬼蜘蛛】 コガネグモ科のクモ。体長は雄が約二センチ、雌が約三センチ。黒に近い褐色をし、背面には葉状の斑点がある。夏の夕方、軒先などに円形の網を張る。翌朝に網を畳むものもある。雷(かみなり)蜘蛛。大名蜘蛛。

おに‐ぐるみ【鬼胡桃】🔗🔉

おに‐ぐるみ【鬼胡桃】 クルミ科の落葉高木。渓谷沿いの山林中に多い。新しい枝には黄褐色の毛が密に生え、葉は羽状複葉。五月ごろ、新葉とともに緑色の雄花と雌花とが穂状につく。実は球形で、核にしわが多い。やまぐるみ。《季 秋》

おに‐げし【鬼×芥子】🔗🔉

おに‐げし【鬼×芥子】 ケシ科の多年草。高さ約一メートル。全体に剛毛が生え、葉は羽状に深く裂けている。五月ごろ、紅色の大形の花をつける。地中海地方の原産で、明治時代に渡来。《季 夏》

おに‐ご【鬼子】🔗🔉

おに‐ご【鬼子】 《「おにっこ」とも》両親に似ない子。歯が生えて生まれた子。荒々しい子。「さあ、―と熊との棒捻ぢぢゃ」〈浄・浦島年代記〉

おにこうべ‐おんせん【鬼首温泉】おにかうベヲンセン🔗🔉

おにこうべ‐おんせん【鬼首温泉】おにかうベヲンセン 宮城県玉造(たまつくり)郡鳴子(なるこ)町北部、荒雄岳山麓の温泉群。雌釜(めがま)・雄釜(おがま)の間欠泉は特別天然記念物。

おに‐ごころ【鬼心】🔗🔉

おに‐ごころ【鬼心】 鬼のように残忍な心。「何と云う恐ろしい―が」〈木下尚江・良人の自白〉

おに‐ごっこ【鬼ごっこ】🔗🔉

おに‐ごっこ【鬼ごっこ】 一人が鬼になって、他の者たちを追い回し、つかまった者が次の鬼となる子供の遊び。鬼事(おにごと)。鬼遊び。鬼渡し。

おに‐ごと【鬼事】🔗🔉

おに‐ごと【鬼事】 能・狂言で、鬼・鬼神などを主人公とするもの。鬼物(おにもの)鬼ごっこ」に同じ。

おに‐ころし【鬼殺し】🔗🔉

おに‐ころし【鬼殺し】 《「おにごろし」とも》辛くて強い酒。鬼好み。アルコール分が強く、悪酔いする酒。鬼よけ。「竹に雀の馬士唄(まごうた)には、―を燗(かん)せしむ」〈滑・膝栗毛・初〉将棋で、飛車・角行・桂馬の利きを左から三間(さんげん)目の筋に集中する戦法。

大辞泉 ページ 2240