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おもい‐た・つ【思い立つ】おもひ‐🔗🔉

おもい‐た・つ【思い立つ】おもひ‐ [動タ五(四)]あることをしようという考えを起こす。心を決める。「急に―・って出掛ける」

思い立ったが吉日(きちじつ)🔗🔉

思い立ったが吉日(きちじつ) 何かをしようという気持ちになったら、その日が吉日と思ってすぐに始めるのがよい。思い立つ日が吉日。

おもい‐た・つ【思い断つ・思い絶つ】おもひ‐🔗🔉

おもい‐た・つ【思い断つ・思い絶つ】おもひ‐ [動タ五(四)]思い切る。断念する。「伝道はしばらく―・っていたきょうこのごろ」〈蘆花・思出の記〉

おもい‐たの・む【思ひ頼む】おもひ‐🔗🔉

おもい‐たの・む【思ひ頼む】おもひ‐ [動マ四]頼みに思う。当てにする。「大舟の―・むに」〈万・九〇四〉

おもい‐た・ゆ【思ひ絶ゆ】おもひ‐🔗🔉

おもい‐た・ゆ【思ひ絶ゆ】おもひ‐ [動ヤ下二]思い切る。あきらめる。断念する。「旅なれば―・えてもありつれど」〈万・三六八六〉

おもい‐たゆ・む【思ひ×弛む】おもひ‐🔗🔉

おもい‐たゆ・む【思ひ×弛む】おもひ‐ [動マ四]心が緩む。油断する。「今はさりともと―・みたりつるに」〈源・葵〉

おもい‐たわ・む【思ひ×撓む】おもひ‐🔗🔉

おもい‐たわ・む【思ひ×撓む】おもひ‐ [動マ四]心がくじける。「ますらをの心はなしにたわやめの―・みて」〈万・九三五〉

おもい‐ちがい【思い違い】おもひちがひ🔗🔉

おもい‐ちがい【思い違い】おもひちがひ [名]スル間違えて思い込むこと。また、その事柄。勘違い。思い違え。「うっかり曜日を―していた」

おもい‐ちが・う【思い違う】おもひちがふ🔗🔉

おもい‐ちが・う【思い違う】おもひちがふ [動ワ五(ハ四)]「思い違える」に同じ。「らんぼうものと―・い、からめとらんとするにこそ」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉[動ハ下二]「おもいちがえる」の文語形。

おもい‐ちが・える【思い違える】おもひちがへる🔗🔉

おもい‐ちが・える【思い違える】おもひちがへる [動ア下一]おもひちが・ふ[ハ下二]実際と違うことを間違えて思い込む。考え違いをする。「明日を日曜だと―・えていた」

おもい‐つき【思い付き】おもひ‐🔗🔉

おもい‐つき【思い付き】おもひ‐ 思いついたこと。ふと浮かんだ考え。「なかなかいい―だ」「―で行動されては迷惑だ」いい考え。おもしろい着想。「お前の言って来て呉れた下宿屋は至極―だと思う」〈虚子・続俳諧師〉

おもい‐つ・く【思い付く】おもひ‐🔗🔉

おもい‐つ・く【思い付く】おもひ‐ [動カ五(四)]ある考えがふと心に浮かぶ。考えつく。「いいアイデアを―・く」忘れていたことを思い出す。「急用を―・く」思いを寄せる。好意をもつ。恋い慕う。「頗(すこぶ)る付きの別品、加之(しか)も実のあるのに―・かれて」〈二葉亭・浮雲〉[動カ下二]に同じ。「―・けたる事こそあれ」〈浮・五人女・三〉

大辞泉 ページ 2310