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おん【音】🔗🔉

おん【音】 おと。ねいろ。「ドの―」人の口から発せられる言葉を構成する、一つ一つのおと。「『ひ』と『し』の―を混同する」漢字の読み方の一。字音。「―で読む」(くん)

おん【恩】🔗🔉

おん【恩】 人から受ける、感謝すべき行為。恵み。情け。「―を施す」

恩に着・せる🔗🔉

恩に着・せる 恩を施したことについて、ことさらにありがたく思わせようとする。恩に掛ける。

恩に着る🔗🔉

恩に着る 受けた恩をありがたく思う。

恩の主(しゆ)より情けの主(しゆ)🔗🔉

恩の主(しゆ)より情けの主(しゆ) 恩を受けた人よりも情けを受けた人のほうをありがたく思うものである。人は情に感ずるものであるということ。

恩を仇(あだ)で返・す🔗🔉

恩を仇(あだ)で返・す 恩返しをしないで、かえって恩人に害を与える。恩を仇で報ずる。「世話になった人に―・すようなことをする」仇を恩で報いる。

恩を売・る🔗🔉

恩を売・る 相手からの感謝や見返りなどを期待して恩を施す。「後々のために―・る」

恩を返・す🔗🔉

恩を返・す 受けた恩に報いる。相撲で、若い力士がけいこをつけてくれた先輩力士を、本場所の土俵で負かす。

おん【×🔗🔉

おん【× 《梵oの音写》インドの宗教や哲学で、神聖で神秘的な意味をもつとされる語。仏教でも、真言や陀羅尼(だらに)の冠頭に置かれることが多い。帰命(きみよう)・供養あるいは仏の三身を表すとするなど、種々の解釈がある。

オン【on】🔗🔉

オン【on】 [名]スルスイッチが入った状態。機械などが作動中の状態。オフ。ゴルフで、ボールがグリーンにのること。「第二打で―する」

おん【御】🔗🔉

おん【御】 〔接頭〕《「おおん」の音変化》名詞に付いて、尊敬(相手への尊敬を含む)の意を表す。「お」よりも敬意が強く、やや改まった場合に用いられる。「―身」「―礼」◆中古の「御」は「おおん」と読むのが妥当とされる。中世ごろには「御所ざまの御やうも御(おん)ゆかしくて」〈とはずがたり・五〉のように形容詞(さらに形容動詞など)に付くこともあった。→おおん

おん‐あい【恩愛】🔗🔉

おん‐あい【恩愛】 《連声(れんじよう)で「おんない」とも》恵み。慈しみ。「―の情が深い」夫婦・肉親間の愛情。また、それに対する執着。「―のきずな」

大辞泉 ページ 2389