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かえり・みる【顧みる】かへりみる🔗🔉

かえり・みる【顧みる】かへりみる [動マ上一][マ上一]過ぎ去った事を思い起こす。回顧する。「半生を―・みる」心にとどめ考える。気にかける。「妻子を―・みない」振り返って見る。「後方を―・みる」

顧みて他(た)を言う🔗🔉

顧みて他(た)を言う 《「孟子」梁恵王下から》答えに窮して、あたりを見回して本題とは別のことを言ってごまかす。

かえり‐もうし【返り申し】かへりまうし🔗🔉

かえり‐もうし【返り申し】かへりまうし 使者が帰ってきて返事や報告をすること。また、その内容。復命。「長奉送使(ちやうぶそうし)にてまかり下りて、―の暁」〈続古今・離別・詞書〉神仏へ祈願のお礼参りをすること。報賽(ほうさい)。願ほどき。返り詣(もう)で。「心一つに、多くの願を立て侍りし。その―、たひらかに」〈源・若菜上〉

かえり‐よみ【返り読み】かへり‐🔗🔉

かえり‐よみ【返り読み】かへり‐ 漢文を訓読するとき、下にある客語・補語を先に、述語をそのあとで読むこと。反読。

かえり‐わた・る【帰り渡る】かへり‐🔗🔉

かえり‐わた・る【帰り渡る】かへり‐ [動ラ四]帰って行く。また、帰って来る。「夜明け果てぬれば、御かたがた―・り給ひぬ」〈源・初音〉

かえる【×蛙・×蝦・×蛤】かへる🔗🔉

かえる【×蛙・×蝦・×蛤】かへる 無尾目の両生類の総称。体は太短く、首のくびれがなく、目は上方に出て、口が大きい。前足に四本、後ろ足に五本の指と水かきをもつ。昆虫やミミズなどを舌で捕らえて食べる。声帯や鳴嚢(めいのう)をもち、鳴くものが多く、水田・沼などにすみ、樹上や地中にすむものもある。幼生はおたまじゃくし。アマガエル・トノサマガエル・ヒキガエル・ウシガエルなど種類が多い。かわず。《季 春》「痩―まけるな一茶是(これ)にあり/一茶」

蛙の行列🔗🔉

蛙の行列 《蛙があと足で立つと、後ろ向きになって前が見えないところから》向こう見ずなこと。また、そのような人々の集まり。

蛙の子は蛙🔗🔉

蛙の子は蛙 子は親のたどった道を歩むものだ、また、凡人の子は凡人にしかなれないものだ、の意。

蛙の面(つら)へ水🔗🔉

蛙の面(つら)へ水 《蛙の顔に水をかけても平気なところから》どんな仕打ちにも少しも感じないこと。蛙の面に小便。

大辞泉 ページ 2604