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かき‐づき【××🔗🔉

かき‐づき【×× もち米の粉に、干し柿の粉末あるいは熟した柿をまぜて蒸し、ついて餅(もち)にしたもの。熟した柿に麦焦がしをまぜ、団子のようにしたもの。

かき‐つ・く【×掻き付く】🔗🔉

かき‐つ・く【×掻き付く】 [動カ五(四)]しっかりと取りつく。とびつく。「マルという犬が、黒毛の尻尾(しつぽ)を振って、いきなり岸本へ―・いた」〈藤村・春〉頼りとしてすがりつく。「いとど―・かむ方なく、悲しげに眺め過ごし給ふ」〈源・蓬生〉[動カ下二]乱れた髪などを櫛(くし)でなでつける。「草枕ねくたれ髪を―・けしその朝顔の忘られぬかな」〈続詞花・恋中〉身につける。とりつける。「弓矢―・けて」〈著聞集・一二〉

かき‐つく・す【書(き)尽(く)す】🔗🔉

かき‐つく・す【書(き)尽(く)す】 [動サ五(四)]書くべきことを残らず書く。思う存分に書く。「感想は手紙で―・した」用紙などを全部使って書いてしまう。「手持ちのはがきを―・した」

かき‐つくろ・う【×掻き繕ふ】‐つくろふ🔗🔉

かき‐つくろ・う【×掻き繕ふ】‐つくろふ [動ハ四]形よく整える。体裁よくする。かいつくろう。「御髪(ぐし)―・ひなどし給ひて」〈源・若紫〉

かき‐つけ【書(き)付(け)】🔗🔉

かき‐つけ【書(き)付(け)】 心覚え・記録などのために書きしるしたもの。金銭の貸借などを証明する書類。勘定書。証文。「―が証拠になる」江戸時代、将軍・老中の命令を伝えた公文書。

かき‐つ・ける【書(き)付ける】🔗🔉

かき‐つ・ける【書(き)付ける】 [動カ下一]かきつ・く[カ下二]文字や言葉を書きとめる。心覚えに書きしるす。「手帳に住所を―・ける」いつも書き慣れている。「毛筆は―・けていない」

かぎ‐つ・ける【×嗅ぎ付ける】🔗🔉

かぎ‐つ・ける【×嗅ぎ付ける】 [動カ下一]かぎつ・く[カ下二]においでそのものを探り当てる。かぎ出す。「猫が魚を―・ける」隠されているものを、気配などから察してうまく探り当てる。かぎ出す。かぎこむ。「新聞記者が事件を―・ける」かぎ慣れている。「あまり―・けないにおい」

かぎっ‐こ【×鍵っ子】🔗🔉

かぎっ‐こ【×鍵っ子】 両親が共働きで留守のため、常に鍵を持たされている子供。昭和三八年(一九六三)〜四〇年の流行語。

かきつ‐た【垣内田】🔗🔉

かきつ‐た【垣内田】 囲いの中にある田。屋敷地内にある田。「清き御田屋(みたや)の―の池の堤の」〈万・三二二三〉

大辞泉 ページ 2666