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かき‐ぶり【書(き)振り】🔗🔉

かき‐ぶり【書(き)振り】 文章や文字を書くようす。また、書いたものの感じ。「堂々とした―」

かき‐べ【部曲・民部】🔗🔉

かき‐べ【部曲・民部】 律令制以前における豪族の私有民。それぞれ職業を持ち、蘇我部・大伴部のように主家の名を上に付けてよばれた。大化の改新後は廃止され、特に天武朝後は公民となった。かき。かきのたみ。「丹波、但馬、因幡の私(わたくし)の―を進(たてまつ)る」〈雄略紀〉→部(べ) →部民(べみん)

がき‐へんしゅう【餓鬼偏執】‐ヘンシフ🔗🔉

がき‐へんしゅう【餓鬼偏執】‐ヘンシフ 他人の考えや迷惑を無視して自分の考えだけにとらわれること。また、その人。

かき‐ほ【垣穂】🔗🔉

かき‐ほ【垣穂】 垣根。垣。「山がつの―荒るともをりをりにあはれはかけよ撫子(なでしこ)の露」〈源・帚木〉

がき‐ぼね【餓鬼骨】🔗🔉

がき‐ぼね【餓鬼骨】 障子や襖(ふすま)などの芯(しん)とする細い粗末な骨。

かき‐ほん【書(き)本】🔗🔉

かき‐ほん【書(き)本】 筆で書いた本。写本。語り役者が、独特の大文字で節付けを書いた浄瑠璃正本(しようほん)講談などで語られるものを読み物として出版したもの。

かき‐ま【垣間】🔗🔉

かき‐ま【垣間】 垣のすきま。「春されば卯の花腐(くた)し我が越えし妹(いも)が―は荒れにけるかも」〈万・一八九九〉

かき‐まぎらわ・す【書き紛らはす】‐まぎらはす🔗🔉

かき‐まぎらわ・す【書き紛らはす】‐まぎらはす [動サ四]だれの筆跡かわからないように書く。「そこはかとなく―・したるも」〈源・夕顔〉

かき‐まぎ・る【×掻き紛る】🔗🔉

かき‐まぎ・る【×掻き紛る】 [動ラ下二]紛れて人目につかない。平凡である。「世の常の覚えに―・れたれば」〈源・薄雲〉

かき‐まく・る【書き×捲る】🔗🔉

かき‐まく・る【書き×捲る】 [動ラ五(四)]非常な勢いで文字や文章などを書き続ける。「あちこちに原稿を―・る」

かき‐ま・ず【書き交ず】🔗🔉

かき‐ま・ず【書き交ず】 [動ザ下二]いろいろなことをまぜて書く。また、いろいろの字体をまぜて書く。「消息文(せうそこぶみ)にも仮名(かんな)といふもの―・ぜず」〈源・帚木〉

大辞泉 ページ 2674