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かけ‐ことば【掛け△詞・懸け△詞】🔗⭐🔉
かけ‐ことば【掛け△詞・懸け△詞】
一つの言葉に同時に二つの意味をもたせる修辞法。「立ち別れいなばの山の峰におふるまつとし聞かば今帰り来(こ)む」〈古今・離別〉の歌で、「いなば」に「立ち別れ往(い)なば」と「因幡(いなば)の山」の意味が、また「まつ」に「松」と「待つ」の意味が含まれている類。和歌・謡曲・浄瑠璃などに多くみられる。
かけご‐ぬり【掛(け)子塗(り)】🔗⭐🔉
かけご‐ぬり【掛(け)子塗(り)】
土蔵の観音開きの扉の合わさる部分に、左右が組み合うように段をつけて漆喰(しつくい)を塗ること。
かけ‐こみ【掛(け)込み】🔗⭐🔉
かけ‐こみ【掛(け)込み】
両替をするとき、利ざやを稼ぐために、客から受け取った金銀の目方を実際より少なめに読むこと。また、その利ざや。「銀二匁、三匁のうちにて、五厘、一分の―を見て」〈浮・永代蔵・四〉
掛け出し。
掛け出し。
かけ‐こみ【駆(け)込み・×駈け込み】🔗⭐🔉
かけ‐こみ【駆(け)込み・×駈け込み】
走って中に入ること。「―乗車」
その時期・機会を逃すまいと、大急ぎですること。「―で認可を申請する」
駆け込み訴えをすること。
近世、女房が夫から離別するために尼寺や縁切り寺に逃げ込むこと。
走って中に入ること。「―乗車」
その時期・機会を逃すまいと、大急ぎですること。「―で認可を申請する」
駆け込み訴えをすること。
近世、女房が夫から離別するために尼寺や縁切り寺に逃げ込むこと。
かけこみ‐うったえ【駆(け)込み訴え】‐うつたへ🔗⭐🔉
かけこみ‐うったえ【駆(け)込み訴え】‐うつたへ
江戸時代の越訴(おつそ)の一。町役人などの手を経る正規の手続きをとらず、評定所・奉行所、または幕府の重臣、領主などに直接訴え出ること。特別の理由がないかぎり、受理されなかった。駆け込み願い。駆け込み訴訟。
かけこみ‐でら【駆(け)込み寺】🔗⭐🔉
かけこみ‐でら【駆(け)込み寺】
縁切り寺
縁切り寺
かけ‐こ・む【駆(け)込む・×駈け込む】🔗⭐🔉
かけ‐こ・む【駆(け)込む・×駈け込む】
[動マ五(四)]
走って中に入る。「軒先に―・む」
押しかける。「役者のうちへ美しき娘などの―・むを」〈黄・艶気樺焼〉
駆け込み訴えをする。「某(それがし)が邸(やしき)へ―・み、頼むと申すにより」〈伎・壬生大念仏〉
走って中に入る。「軒先に―・む」
押しかける。「役者のうちへ美しき娘などの―・むを」〈黄・艶気樺焼〉
駆け込み訴えをする。「某(それがし)が邸(やしき)へ―・み、頼むと申すにより」〈伎・壬生大念仏〉
かけ‐こ・む【掛け込む】🔗⭐🔉
かけ‐こ・む【掛け込む】
[動マ下二]鍵を掛けて門戸を閉ざす。「その遣戸(やりど)―・めて」〈落窪・二〉
かけ‐こも・る【掛け×籠もる】🔗⭐🔉
かけ‐こも・る【掛け×籠もる】
[動ラ四]鍵を掛けて、閉じこもる。「睡(ねぶ)たければ、昼も―・りて」〈徒然・六〇〉
かけ‐ごや【掛(け)小屋】🔗⭐🔉
かけ‐ごや【掛(け)小屋】
臨時にこしらえた興行用などの小屋。
大辞泉 ページ 2759。