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がさ‐がさ🔗🔉

がさ‐がさ [副]スル乾いた物が触れ合う音を表す語。「かさかさ」より強く、騒がしい音を表す。「やぶで―(と)音がする」水分や脂気が抜けてきめが粗く、荒れた感じがするさま。「―した松の幹」言動に落ち着きがなく、荒っぽいさま。感情のこまやかさに欠けていて、人の神経にさわるさま。「―した人」[形動]に同じ。「手が荒れて―になる」[アクセントはガサガサ、はガサガサ。

かざ‐ガッパ【風ガッパ】🔗🔉

かざ‐ガッパ【風ガッパ】 袖のない木綿製の風雨よけのカッパ。江戸時代、商人が旅行などに用いた。

かさ‐がみ【傘紙】🔗🔉

かさ‐がみ【傘紙】 唐傘に張る、コウゾ・ガンピ・ミツマタなどから製する和紙。美濃・土佐の産が有名。

かざ‐かみ【風上】🔗🔉

かざ‐かみ【風上】 風が吹いてくる方向。かざうえ。風下(かざしも)

風上に置けない🔗🔉

風上に置けない 《風上に悪臭を発するものがあれば風下では臭くて困るところから》性質や行動の卑劣な者をののしっていう言葉。仲間としてはとうてい扱えぬほど卑劣だ。「男の―ないやつ」

かさ‐ぎ【×笠木】🔗🔉

かさ‐ぎ【×笠木】 鳥居や門・塀・手すりなどの上端に渡す横木。冠木(かぶき)

かさぎ【笠置】🔗🔉

かさぎ【笠置】 京都府南部、相楽郡の地名。木津川が東西を貫流し、その南に笠置山・笠置寺がある。

かさぎがた‐とうろう【×置形灯×籠】🔗🔉

かさぎがた‐とうろう【×置形灯×籠】 笠置山の道しるべに立てたものにかたどって作ったとされる灯籠。

かさぎ‐さんち【笠置山地】🔗🔉

かさぎ‐さんち【笠置山地】 奈良県・京都府・三重県にまたがる山地。最北端に笠置山がある。南部は大和(やまと)高原とよばれる。

かさぎ‐でら【笠置寺】🔗🔉

かさぎ‐でら【笠置寺】 笠置山上にある真言宗智山派の寺。山号は鹿鷺(ろくろう)山。大友皇子の創建と伝える。古くから弥勒(みろく)信仰の霊地とされ、建久三年(一一九二)貞慶(じようけい)の再興後は、その中心道場となった。元弘元年(一三三一)後醍醐(ごだいご)天皇の行宮(あんぐう)が置かれた。磨崖仏群は奈良時代末期の作とされる。

大辞泉 ページ 2801