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かし‐こ・す【貸(し)越す】🔗🔉

かし‐こ・す【貸(し)越す】 [動サ五(四)]一定の限度以上に貸す。「預金残高以上を―・す」

かし‐こそで【貸し小×袖】🔗🔉

かし‐こそで【貸し小×袖】 七夕の日、女子が裁縫の上達を祈って小袖などを織女星にささげ飾る行事。また、その小袖。星の貸し物。《季 秋》

かしこ‐だて【賢立て】🔗🔉

かしこ‐だて【賢立て】 利口ぶること。賢そうにふるまうこと。「万に―をして、…皆迄いふなと」〈浮・色三味線・六〉

かし‐こつ【下肢骨】🔗🔉

かし‐こつ【下肢骨】 下肢を構成する骨。寛骨・大腿骨(だいたいこつ)・下腿骨・足骨からなる。

かしこ‐どころ【賢所】🔗🔉

かしこ‐どころ【賢所】 《恐れ多い所の意》宮中三殿の一。天照大神(あまてらすおおみかみ)の御霊代(みたましろ)として神鏡を奉安してある所。内侍所(ないしどころ)。けんしょ。八咫(やた)の鏡のこと。「内侍も女官も参りあはずして、―を出だし奉るにも及ばず」〈平家・一一〉

かしこどころおおまえ‐の‐ぎ【賢所大前の儀】かしこどころおほまへ‐🔗🔉

かしこどころおおまえ‐の‐ぎ【賢所大前の儀】かしこどころおほまへ‐ 即位礼のとき、天皇が即位したことを自ら賢所に告げる儀式。

かしこどころ‐みかぐら【賢所御神楽】🔗🔉

かしこどころ‐みかぐら【賢所御神楽】 宮中の祭りの一。毎年一二月中旬、賢所の前庭で行われる神楽。

かしこまり【×畏まり】🔗🔉

かしこまり【×畏まり】 恐れ謹むこと。「今日は皆乱れて―なし」〈枕・三〉尊貴な相手の行為をもったいなく思い恐縮すること。「きたなげなる所に、年月をへて物し給ふこと、極まりたる―」〈竹取〉感謝の言葉。お礼。謝辞。「みづからなむ参り侍りて、又々―も啓すべき」〈落窪・三〉言いわけ。わびごと。「久しくさぶらはぬ―聞えむ」〈宇津保・嵯峨院〉おとがめを受けること。謹慎すること。勘当。勘気。「―許されて」〈枕・九〉つつしんで言葉を承ること。「御返りに―のよし申して」〈枕・八六〉

かしこまり‐だこ【×畏まり胼胝】🔗🔉

かしこまり‐だこ【×畏まり胼胝】 正座することの多い人の、足のくるぶしの辺りにできるたこ。すわりだこ。

かしこま・る【×畏まる】🔗🔉

かしこま・る【×畏まる】 [動ラ五(四)]身分の高い人、目上の人の前などで、おそれ敬う気持ちを表して謹んだ態度をとる。「陛下の御前に―・る」「―・ってあいさつする」謹みの気持ちを表し堅苦しく姿勢を正して座る。正座する。「―・っていないで、ひざをお崩しなさい」命令・依頼などを謹んで承る意を表す。承りました。「はい、―・りました」堅苦しい感じがする。窮屈である。「お政は学問などという―・った事は虫が好かぬが」〈二葉亭・浮雲〉恐縮して感謝する。「かくおはしましたる喜びを、又なき事に―・る」〈源・夕顔〉わびを言う。言いわけをする。「仏に―・り聞ゆるこそ苦しけれ」〈源・初音〉謹慎する。「三所ながら―・らせ給へりしかば」〈大鏡・師輔〉

大辞泉 ページ 2834