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かた‐みごろ【片身×頃】🔗🔉

かた‐みごろ【片身×頃】 衣服の身頃の片方。

かたみ・す【難みす】🔗🔉

かたみ・す【難みす】 [動サ変]困難に思う。「白妙(しろたへ)の袖の別れを―・して荒津の浜に宿りするかも」〈万・三二一五〉

かた‐みせ【片見世・片店】🔗🔉

かた‐みせ【片見世・片店】 店の一部で、本業とは別の商売をすること。また、その店。「すこしの酒、―に米商売しけるが」〈浮・織留・一〉

かた‐みだし【肩見出し】🔗🔉

かた‐みだし【肩見出し】 新聞などで、大見出しの肩につける小さな見出し。

かた‐みち【片道】🔗🔉

かた‐みち【片道】 行きか帰りかの一方。「―の電車賃」ある行為が、一方からだけ行われること。「―貿易」

かた‐みつわ【片三輪】🔗🔉

かた‐みつわ【片三輪】 江戸時代の女性の髪形の一。三輪の一方を切り外し、若衆髷(わかしゆまげ)のようにした結い方。

かたみ‐に【互に】🔗🔉

かたみ‐に【互に】 [副]《「片身に」の意》たがいに。かわるがわる。「すき事どもを―くまなく言ひあらはし給ふ」〈源・葵〉

かたみ‐の‐いろ【形見の色】🔗🔉

かたみ‐の‐いろ【形見の色】 喪服の色。鈍色(にびいろ)。「御―にやつれさせ給へるころにて」〈狭衣・二〉

かたみ‐の‐くも【形見の雲】🔗🔉

かたみ‐の‐くも【形見の雲】 空にかかっている火葬の煙。「なき人の―やしをるらむ夕べの雨に色は見えねど」〈新古今・哀傷〉

かたみ‐の‐ころも【形見の衣】🔗🔉

かたみ‐の‐ころも【形見の衣】 死んだ人や別れた人の思い出となる服。形見の袖。「吾妹子(わぎもこ)が―なかりせば何物もてか命継がまし」〈万・三七三三〉喪服。「今はとて―脱ぎ捨てて色変はるべきここちこそせね」〈玉葉・雑〉

かた‐みみ【片耳・傍耳】🔗🔉

かた‐みみ【片耳・傍耳】 片方の耳。ちらっと耳にすること。聞くともなしに聞くこと。「―に聞きてうち笑む女ばらのあるを」〈源・椎本〉

かた‐みょうじ【片名字】‐ミヤウジ🔗🔉

かた‐みょうじ【片名字】‐ミヤウジ 江戸時代、文書に名字や官職名を略して記すこと。「高木伊勢守」を「高伊勢」「高伊」とする類。あて名に用いて、相手に対する敬意を表した。

かたみ‐わけ【形見分け】🔗🔉

かたみ‐わけ【形見分け】 故人の衣服や所持品などを、その親族・親友などに分配すること。

かた・む【固む】🔗🔉

かた・む【固む】 [動マ下二]「かためる」の文語形。

大辞泉 ページ 2954