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かた‐やぶり【型破り】🔗🔉

かた‐やぶり【型破り】 [名・形動]一般的、常識的な型や方法にはまらないこと。また、そのようなやり方であるさま。「―な新人」「―の祝辞」

かた‐やま【片山】🔗🔉

かた‐やま【片山】 山の片側。また、一方が傾斜面になっている山。一説に、一つだけ孤立した山、また人里離れた山とも。「この―に二つ立つ櫟(いちひ)がもとに」〈万・三八八五〉

かたやま【片山】🔗🔉

かたやま【片山】 姓氏の一。

かた‐やま【肩山】🔗🔉

かた‐やま【肩山】 衣服の、前身頃(みごろ)と後身頃の肩での境目。

かたやま‐がい【片山貝】‐がひ🔗🔉

かたやま‐がい【片山貝】‐がひ イツマデガイ科の巻き貝。水田などにみられ、貝殻は細長い円錐形で、殻高七ミリくらい。殻表は、黄褐色で光沢がある。本州・九州の一部に分布、広島県片山地方で発見された。日本住血吸虫の第一中間宿主となることが宮入慶之助によって発見されたので、宮入貝(みやいりがい)ともいう。

かたやま‐かげ【片山陰】🔗🔉

かたやま‐かげ【片山陰】 山の片側で陰になった所。また、へんぴな山陰。「うちなびき春さりくればひさぎ生ふる―に鶯ぞ鳴く」〈金槐集〉

かたやま‐ぎし【片山岸】🔗🔉

かたやま‐ぎし【片山岸】 山沿いのがけ。「児(こ)らが名にかけの宜(よろ)しき朝妻の―に霞たなびく」〈万・一八一八〉

かたやま‐くにか【片山国嘉】🔗🔉

かたやま‐くにか【片山国嘉】一八五五〜一九三一]法医学者。静岡の生まれ。日本に近代法医学を確立。社会事業にも尽くした。

かたやま‐けんざん【片山兼山】🔗🔉

かたやま‐けんざん【片山兼山】一七三〇〜一七八二]江戸中期の儒学者。上野(こうずけ)の人。名は世。荻生徂徠(おぎゆうそらい)の古文辞学を学んだが、のちこれを批判し、唐宋諸家の説を加え、折衷学を提唱した。

かた‐やまざと【片山里】🔗🔉

かた‐やまざと【片山里】 へんぴで寂しい山里。

かたやま‐せん【片山潜】🔗🔉

かたやま‐せん【片山潜】一八五九〜一九三三]労働運動指導者。岡山の生まれ。米国留学から帰国後、労働組合結成を指導。また、社会主義運動の先駆となった。日露戦争中、反戦を主張。のち、ソ連に渡ってコミンテルン中央執行委員となり、モスクワで死去。著「日本の労働運動」など。

大辞泉 ページ 2958