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かたもち‐がお【肩持ち顔】‐がほ🔗🔉

かたもち‐がお【肩持ち顔】‐がほ 一方の肩をもつような顔つき。ひいきをするようなようす。「いはれぬ主の―、出しゃばって怪我ひろぐな」〈浄・手習鑑〉

かたもち‐ばり【片持ち×梁】🔗🔉

かたもち‐ばり【片持ち×梁】 一端を固定し、他端を自由にした梁。カンチレバー。

かた‐もの【型物】🔗🔉

かた‐もの【型物】 型で作った陶器。交趾焼(コーチやき)や古染め付けの香合(こうごう)のように、茶道具で一つの様式をなすもの。演出や演技などが固定化している歌舞伎狂言。

かた‐もん【固文・固紋】🔗🔉

かた‐もん【固文・固紋】 織物の紋様を、糸を浮かさないで、かたく締めて織り出したもの。→浮き文

かた‐や【方屋】🔗🔉

かた‐や【方屋】 相撲・競(くら)べ馬などで、左右・東西に分かれた力士・騎手などの控え所。「―の南より馬場に打ち出でたり」〈今昔・二八・三五〉相撲の土俵場。〈日葡〉

かた‐や【片矢】🔗🔉

かた‐や【片矢】 甲矢(はや)と乙矢(おとや)のように対になっているうちの、片方の矢。→諸矢(もろや)

かた‐や【片屋】🔗🔉

かた‐や【片屋】 雨水が一方に多く流れ落ちるようにつくった屋根。片屋造り。

かた‐や【傍屋】🔗🔉

かた‐や【傍屋】 母屋のわきにある家屋。「腹が立ちましたによって、―へつれて参り」〈虎寛狂・縄綯〉

かた‐や【片や】🔗🔉

かた‐や【片や】 〔連語〕《「や」は間投助詞》相対するものの片一方は。「―ベテラン、―新人」相撲で、取り組みに際し、行司が先に呼び上げるほう。後からの力士には「こなた」と言う。

かたや‐いり【方屋入り】🔗🔉

かたや‐いり【方屋入り】 相撲の力士が、土俵に上ること。横綱の土俵入りの古称。

かた‐やき【肩焼(き)・肩×灼き】🔗🔉

かた‐やき【肩焼(き)・肩×灼き】 上代、鹿の肩の骨を焼いて、そのひび割れで吉凶を占うこと。太占(ふとまに)

かた‐やき【堅焼(き)・固焼(き)】🔗🔉

かた‐やき【堅焼(き)・固焼(き)】 せんべいなどをかたく焼くこと。また、そのもの。

か‐だやし【蚊絶やし】🔗🔉

か‐だやし【蚊絶やし】 メダカ目カダヤシ科の淡水魚。全長は雄が約三センチ、雌が約五センチ。卵胎生。ぼうふらや魚卵などを食べる。北アメリカの原産で、日本には大正時代に蚊の天敵として移入され、川の下流域や浅い池でみられる。タップミノー。

大辞泉 ページ 2957