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かた‐より【偏り・片寄り】🔗🔉

かた‐より【偏り・片寄り】 かたよること。「栄養に―のないようにする」光などの横波の振動が、その伝わる方向に垂直な方向のうち、ある方向にだけ特に著しい現象。

かた‐より【片×縒り・片×撚り】🔗🔉

かた‐より【片×縒り・片×撚り】 糸に左右どちらかだけ縒りをかけること。

かたより‐いと【片×撚り糸】🔗🔉

かたより‐いと【片×撚り糸】 片撚りにした糸。

かた‐よ・る【偏る・片寄る】🔗🔉

かた‐よ・る【偏る・片寄る】 [動ラ五(四)]ある基準、または中心から外れて、一方へ寄る。傾く。「進路が北へ―・る」「―・った考え方」ある部分・方面に集中して、全体のつりあいを欠いた状態になる。不均衡になる。偏する。「栄養が―・る」「人口が首都圏に―・る」取り扱いや考え方などが不公平・不公正になる。偏する。「愛情が―・らないようにする」「―・った税制」あるものの方に近づく。「彼の児(こ)ろと寝ずやなりなむはだすすき浦野の山に月―・るも」〈万・三五六五〉一方に味方する。「今二人の后、十人の女御、―・り給ひつつ、皆人心をひとつになして」〈浜松・一〉

カタラーゼ【ドイツKatalase】🔗🔉

カタラーゼ【ドイツKatalase】 過酸化水素を水と酸素とに分解する反応を触媒する酵素。ほとんどの生物に含まれ、動物では肝臓・腎臓・赤血球に多い。

かたらい【語らい】かたらひ🔗🔉

かたらい【語らい】かたらひ 互いの気持ちや考えを話し合うこと。「親子の―」男女が契りを交わすこと。また、情交。「二人が之れほどの―とは知らずに、…嫁にやったは悪かった」〈左千夫・野菊の墓〉説得して仲間に引き入れること。「道摩、堀河の左府の―にて、術を施す由申しけれども」〈十訓抄・七〉

かたらい‐ぐさ【語らひ種】かたらひ‐🔗🔉

かたらい‐ぐさ【語らひ種】かたらひ‐ 話のたね。かたりぐさ。「万代(よろづよ)の―といまだ見ぬ人にも告げむ」〈万・四〇〇〇〉

かたらい‐つ・く【語らひ付く】かたらひ‐🔗🔉

かたらい‐つ・く【語らひ付く】かたらひ‐ [動カ四]語り合って親しくなる。むつまじくなる。「その御局の人によく―・き給ひて」〈栄花・さまざまの喜び〉[動カ下二]親しく語り合って事を託す。依頼する。「故大納言の…―・け給へる心たがへじと」〈源・夕霧〉味方に引き入れる。手なずける。「かかる者をなむ―・けて置きためる」〈枕・八七〉

大辞泉 ページ 2960