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ぎおん‐しょうじゃ【祇園精舎】ギヲンシヤウジヤ🔗🔉

ぎおん‐しょうじゃ【祇園精舎】ギヲンシヤウジヤ 《梵Jetavana-vihraの訳》須達(しゆだつ)長者が、中インドの舎衛城(しやえじよう)の南にある祇陀(ぎだ)太子の林苑を買い取り、釈迦とその教団のために建てた僧坊。祇陀林寺。

ぎおん‐づくり【×園造(り)】ギヲン‐🔗🔉

ぎおん‐づくり【×園造(り)】ギヲン‐ 京都の八坂神社本殿にみられる建築様式。入母屋(いりもや)造りの母屋の前方に向拝(こうはい)を設け、さらに側面および背面の三方に庇(ひさし)部分を設けたもの。

ぎおん‐どうふ【×園豆腐】ギヲン‐🔗🔉

ぎおん‐どうふ【×園豆腐】ギヲン‐ 江戸時代、京都の祇園社門前の二軒茶屋が売り出した田楽(でんがく)豆腐。平たく切った豆腐を串にさして両面を焼き、味噌たれを塗って上に麩粉(ふこ)などを振ったもの。現在は木の芽田楽をいう。

ぎおん‐なんかい【祇園南海】ギヲン‐🔗🔉

ぎおん‐なんかい【祇園南海】ギヲン‐一六七七〜一七五一]江戸中期の漢詩人・文人画家。紀伊の人。名は瑜(ゆ)・正卿(せいけい)。字(あざな)は伯玉。木下順庵の門下。紀伊藩の儒官。中国、元・明の文人画風を学び、日本文人画の開拓者とされる。著「詩学逢原」「南海詩訣」など。

ぎおんにょうごここのえにしき【祇園女御九重錦】ギヲンニヨウゴここのへにしき🔗🔉

ぎおんにょうごここのえにしき【祇園女御九重錦】ギヲンニヨウゴここのへにしき 浄瑠璃。時代物。五段。若竹笛躬(わかたけふえみ)・中邑阿契(なかむらあけい)の合作。宝暦一〇年(一七六〇)大坂豊竹座初演。三十三間堂の縁起や平家物語などを脚色したもの。特に三段目が「三十三間堂棟由来(さんじゆうさんげんどうむなぎのゆらい)」の外題でよく上演される。

ぎおん‐の‐かみ【祇園の神】ギヲン‐🔗🔉

ぎおん‐の‐かみ【祇園の神】ギヲン‐ 八坂神社の祭神。牛頭天王(ごずてんのう)(素戔嗚尊(すさのおのみこと))と八柱御子神(天照大神(あまてらすおおみかみ)の五男三女神)と少将井の宮(櫛名田比売(くしなだひめ))。

ぎおん‐の‐よざくら【×園の夜桜】ギヲン‐🔗🔉

ぎおん‐の‐よざくら【×園の夜桜】ギヲン‐ 京都市の円山公園の夜桜見物。かがり火に照らされたしだれ桜を観賞する。

ぎおん‐ばやし【××囃子】ギヲン‐🔗🔉

ぎおん‐ばやし【××囃子】ギヲン‐ 祭り囃子の一つで、京都八坂神社の祇園会のときに、山鉾(やまぼこ)の上などで、笛・太鼓・鉦(かね)ではやされるもの。《季 夏》歌舞伎下座音楽で、祇園会の山鉾巡行の囃子の趣にならったもの。「弁天小僧」のつらね、「助六」の股くぐりのくだりなどに使われる。

大辞泉 ページ 3559